紙焼き用のリスフイルムを作成するためと、そうして作成したリスから紙焼きをするために、デザイン会社では写真用の引伸し機が使われました。もちろんトレスコがなかった時はアタリとりにも使えたわけです。

引伸し機を85年に知り合いのカメラマンに譲ってしまい社内を発掘して見つかったのがこの引伸し機用のレンズだけだったので、とりあえずレンズのみを展示します。

左がフジ、右がニコン。
この引伸し機でリスを焼く作業というのも、結構運任せというか、祈るような気持ちで暗室で500Wのブルーランプを振りながらやったものでした。(やったことのない人には分かりづらい表現で申し訳ありません。後日ワークショップにて実演します)

80年代に紙焼きのできるトレスコを導入してからは引伸し機を使うことは無くなりました(昔のリスを焼くこと以外には)。

1F(1969〜1980年)|2F(1981〜1990年)|3F(1991〜2000年)|ワークショップ|
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