小西六製なので基本的には写真の印画紙を断裁するための裁断機だと思いますが、デザイン会社ではアイボリーケント紙を切って版下台紙を作ったり、版下にトレペをかけた後で左右を化粧裁ちしたりするのに使用しました。

昔の道具というものはとても丈夫に作られていて、大事に使えば一生モノなんですね。こんなに表面の塗装が汚れてはおりますが、壊れないので捨てるわけにもいかず今日に至っております。

昔は毎日といっていいほど使ったわけですが、データ入校になってしまうと何かを物理的に切るという行為自体がほとんどなくなってしまいました。

こやつは21世紀になってもきっと当社にいることでしょうが、一応博物館に入れてしまいます。

1F(1969〜1980年)|2F(1981〜1990年)|3F(1991〜2000年)|ワークショップ|
売店レストランクリハウトップページへ