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第18回 国際青島太平洋マラソン大会
青太 参加記
(2)レース編

2004.12.28
ラナイsato

No.1181

 レース当日の天気予報は「曇りのち雨」で午後から雨ということでした。5時に起きてホテル近くの公園へ散歩,体操と軽くジョギングをしてホテルに戻りました。ホテルで朝食を取った後,7時に出発。電車に乗って(宮崎駅から運動公園駅,途中南宮崎駅で乗り換え)会場へ移動。バスは込んで,道路は渋滞が想定されたのでJRを利用。(実際は,バスは増発されていて満員とか道路の渋滞とかはなかったようです。)会場には7時45分頃到着。
 ゴール地点となる陸上競技場の第1コーナー付近の芝生に場所をとって着替え等の準備をしていたらちょっと雨が降ってきたので,急遽,スタンド席の軒下に避難し,そこにシートを広げることとしました。スタート15分前ぐらいにスタート地点に並びました(雨は上がっていました)。プログラムによるとフルマラソンの参加者は4817名ということでした。スタート時(9時)はくもりで気温は約12度と少し肌寒い程度(ホノルルは暖かいんだろうなー),風は余りありませんでした。例年,海沿いのコースに出ると往路は向かい風,復路は追い風という情報でした。スタート時の並び順は各自の予想タイムで区分け。スタートはタイム計測の関係(トルソータグ)でゲートを通過しなければならず,少し絞られましたが,大きな混乱はなくスタートできました。スタートゲート通過までの所要時間は1分17秒。
 青太のコースはアップダウンの少ないコースということです。気がついた上り下りは高速道路のICのランプのようなところと,立体交差のトンネルの部分,橋の部分ぐらいだったでしょうか。距離は1km毎に表示がありました。また,給水に関しても,「まもなく給水」という看板があり,さらに,給水場所ではアクエリアスののぼりも立っていてわかりやすかったです。
 先月の多摩川ハーフマラソンで後半ペースダウンした教訓から前半は抑えて行こうと決めていました。スタートゲートから5kmは25分19秒,5kmから10kmが24分21秒,「ちょっとペースが速いか?もう少し抑えて」 と,この時点ではまだ(考える)余裕があったようです。10kmから20kmが48分03秒(給水に気を取られてしまい,15kmで時計を押し忘れました)。そのまんま東さんの予想タイムは3時間の前半ということだったので,折り返し地点が近くなってからはセンターライン沿いを走ったのですが結局見つけられませんでした。17km付近から折り返しまでは,シーガイヤのホテルを左手に太平洋を右手に見ながら走ります。海は波が結構高く感じられました。20kmを1時間39分程度で通過。21kmを過ぎ,折り返してすぐに中間地点を通過。折り返し点では地元のテレビ局が撮影していました(この大会の模様は12月26日にMRT宮崎放送テレビで放送されるそうです)。中間点で1時間44分程度,20kmから25kmの時間は24分30秒,25kmから30kmが25分24秒。 30kmで2時間27分と6月のチャレンジ皇居マラソンでの記録を更新したところまでは良かったのですが,右ふくらはぎに「ピクッ」ときてしまいました。着地してその反動を利用するときに「ピクッ」と何回か続いたので,少しペースダウンして様子をみることに。しかし,良くなる傾向はなく,右足ふくらはぎをかばったためか,今度は左足の腿に違和感が・・・。30kmから35kmの時間は29分45秒。「6分/kmか,このペースで行けば・・・・」と思い,腕振りに意識を集中させようとしましたが,また右足ふくらはぎが「ピクッ,ピクッ」ときました。ちょっと立ち止まり,ふくらはぎのマッサージをし,「今年の目標(フルマラソン完走)を達成するにはこのレースしかない。何とかしなければ・・・」という感じでした。遠くに運動公園にある野球場が見えてきました。35kmから40kmは31分36秒。途中で抜いた選手に抜かれるというつらい状況に・・・。終盤,コースは一般道から運動公園内の道路に移り,駐車場,武道館前と盛大な応援の中を通過し,あと1kmぐらいというところでまた右足ふくらはぎが・・・。止まってマッサージをし,何とか走り始めました。陸上競技場の入口がなんと遠くに感じられたことか(半分泣きが入ってましたね)。やっと,陸上競技場にたどり着き,最後の力を振り絞りトラックを半周してゴーーーール。

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上:スタートゲート。前日撮影のため,選手はいません。天気も良いです。
下:レース当日の空模様。スタート前に撮影。


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フィニッシュゲート。スタート前のウォームアップの模様。


更新:2004.12.28
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