桜満開の日曜日、埼玉にいく用事があったので、帰りに途中下車して、お風呂に入って帰ることにしました。
JR赤羽駅から徒歩15分、岩淵水門(赤門)や荒川知水資料館からほど近いこのお風呂、いちど昼間に来てみたかったんです。銭湯は夕方4時頃からの営業が多いのですが、ここは、平日午後2時〜、日祝日12時〜です。あらかじめ電話をしておけば、開店前(10時〜)でも荷物を預かってくれるそうです。皇居近くの「稲荷湯」や「バンドゥーシュ」ほどランナーに知られた銭湯ではありませんが、荒川河川敷を走るなら、ここに荷物を預けて、赤門あたりからスタートなんていかが?
入り口の右側にポケットがあって、ウォーキングコースの地図が入っています。そう、ここは日本市民スポーツ連盟のイヤーラウンド認定コース基地になっていて、A 荒川コースかB新河岸川コース各10kmが選べるようになっています。200円払ってパスポートにスタンプを押してもらい、いっぱいになったら世界共通の記録認定とすてきなハットピン、ワッペンなどがもらえます。フムフム。
んじゃ、今日は桜並木を通る「B 新河岸川コース」、行ってみよう!
まずは北本通りを赤羽方面へ。小山酒造の前を通ったりして危なく寄り道するところでしたが、ぐっとこらえて土手へ。うわぁ、桜並木、見事な咲きっぷりです。家族でお花見、キャッチボール、いいね、いいね。倉庫左に折れ、新河岸川に入って遊歩道。むー、ちょっと堤防が高くて景色がみえませ〜ん。
川沿いを進み、小豆沢公園へ。このあたりには水上バスの発着所もあるんですね。野球場や相撲場、洋弓、和弓場なんかもあります。
しっかし、風つよ〜!このあと地図に寄ると、西が丘競技場やら国語研究所、稲付公園などを通るんですが、根性なしの私はショートカットしてもうお風呂に向かうことにしました。所用時間はお花見でぼーっとたたずんだ時間も入れて1時間弱。まっ、午前中も走る用事だったし、よしとしましょう。
テルメ末広の週末は、月三回、季節の薬湯というのがあります。今時の銭湯にめずらしく、入浴剤ではなくて、スタッフ総出で荒川土手から摘んできた草などを湯船に入れてあります。この日は「よもぎ湯」。
大旦那さんがもと喫茶店をされていたそうで、今も「マスター」と呼ばれており、ときどきコーヒー風呂を入れてくれます。フロントで、セルフサービスでポットのコーヒーも味わえます。