本当にマラソンなんて走れるんだろうかと始めた代々木ランニングクラブもこれにて鍛錬レポートも終了であります。皆さんにも書いてもらって全部で431本。読み返すのも大変な量になってしまいましたよ。
このマラソンを走るための鍛錬を通じて思ったのは、人間の身体の可能性ってところでしょうか。マラソン完走なんて、最初から無理って思ったら何も始まらないわけでありまして、出来るか出来ないかは、やってみて初めてわかるわけであります。ま、マラソンに限ったことじゃないでしょうけどね。
そして、トレーニングをはじめて、ある程度順序を追って計画的に進めて行くとそれに伴い、身体も変化してくれることの経験は非常に面白いものでありました。酒やタバコに運動不足ですっかりメタボ化していた体も、ちゃんということを聞いてくれるようになるんですよね。
最初は100mも走れなくても、1年でフルマラソンが走れるように身体が変わっていく体験。この体験は、実際自分で走ってみないと得られないものでありますから、これからもマラソンを走ってみようと思う人が増えると良いなと思っております。
ま、すでにここを読んでいる人は、そういう経験に納得済みの人ばかりでしょうから、マラソンのススメをここに書いてもしょうがないっていう気もするけど、いちおうまとめってことで書いておこうと思った次第であります。
走ることは、自分に色々な変化をもたらしてくれますね。走るようにならなければ行かなかったであろう場所に行き、会わなかったであろう人に会って、食べなかったであろうものを食べたり、履かなかったであろうタイツを履いてみたりと、未来も少し違う新しい方向に進みはじめているような、そんな新鮮な気持ちになれる毎日を送るためにも、走ることは良いことだなと思ったものであります。
ではこれにて、この代々木ランニングクラブというマラソン企画も無事完走です。
5年間走り続けてくれた2000年製のPower Mac G4氏とFileMakerProのウェブコンパニオン嬢にも感謝であります。
2002年から2007年までの長きにわたりおつきあいいただきありがとうございました。