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烏口の使い方講座
【用意するもの】

烏口
インク
ケント紙
定規(面取りされているもの)
砥石(先端が片減りしている場合)
など

烏口の特長は1本で細線から太線までが書けることにあります。
ロットリングのように書きたい線によって持ち直す必要がありません。線の太さの調整は先端のねじで行ないます。
先端にインクを注入します。
書く線に応じた適量のインクを注入するようにしましょう。
注入後、ねじを回して書きたい線の太さに調整します。
さて、線を引く準備ができました。
定規に対して烏口を垂直に、線を引く方向に気持ち倒して
さあ、息をとめて集中して、肩の力を抜いてー
一定のスピードで、ススーっと線を引きます。
うまく引けましたか?
うまく書けないときは、烏口の角度、インクの量、烏口先端形状(ちゃんと放物線状態に研磨されているか)などを確認し、もう一度やってみましょう。
しっかり息を止めていますか?お昼に何を食べようかなど考えながら引いていませんか?

さあ、うまくできるまで何遍でも努力しましょう。

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