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東京シティロードレース2003。
人間、たまには死ぬ気で走れ!

2003.5.19
マハロ菊池

No.1040

ホノルルマラソンは私にとって初マラソンというか初レースでもあり、無理せず相当抑えて走ったためかゴールしてちょっと後悔というか、もう少し頑張って4時間切っとけば良かったと思ったり、いや抑えて走ったから無事に完走できたんだと考えたりで、なんというか不完全燃焼でありました。まあ2007年を目標にしてるんで良いんですけど、じゃあ40歳の今、頑張ってガンガン走ったらどれくらいで走れるのか?というとこで日比谷公園から国立競技場まで、東京国際の最後の10kと同じコースを走れる東京シティロードレースでタイムトライアルである。

2003年5月18日曇り。午前9時35分、江戸開府400年の記念行事を兼ねた東京シティロードレースのスタートである。支給されたヴァーム缶をくぴっと飲んで、「へへっ、おっさん。今日は、白く燃え尽きてやるぜ。」と思って走り始めたんですがダンゴ状態で始めの2kmは思ったように走れずです。ちなみにこの大会の場合日本陸連登録者はスタートラインに近い所からスタートできるのですが、普通の参加者は申込み順に並んでのスタートです。(ちなみにホノルルはフィニッシュ予想タイム順に並ぶ)
やっと東京ドームを越えたあたりからばらけてきてアスリート気分で追い抜きモードに突入。ガンガン前を行くランナーを抜き去り、「高橋(尚子)、どこだー」と、いつになく根性入れて走ったんですが、飯田橋の5kmの中間点ちょっと手前で、トイレに行きたくなってやっぱりちょっと休憩。10kなんだから我慢しろよぉと思ったんですが、ここまで20分ちょいで来ちゃったんでまあいいかなと。これで1分以上タイムロスですな。おかげで5kmの中間点では23分。これだと自己目標(いちおう勝手に決めていたのさ)の45分を切るのは無理である。でもおしっこ我慢して走るのは身体に悪いでしょ、すっきりするしね。さて気をとり直して後半の難所の坂を上って7kmの四谷見附を右折したあたりで明らかに最高心拍数になってる感じ。これ以上は無理しちゃいかんと信濃町の駅を越えて9km地点までやや流れに合わせて速度を抑えて最後の1kmからまた頑張る作戦に変更。最後の国立競技場内のトラックではラストスパートして多少順位を上げました。まあ無駄な努力ってやつですけどね、気持ちですから。国立のトラックだしね。悔いを残さぬようにグリコーゲン使い切りましょう。タイムは46分39秒(グロスタイム・ガンタイム)で903位でした。ちなみにネットタイムだと45分39秒でなんとか45分台で走れたようです。なんかほぼ予想してた通りのレース結果でありました。(ちなみにホノルルはネットタイムで記録証が出ます)

さて、走り終えてみて10kのレースっていうのは、フルに比べるとダメージが少なくていいですね。というかほぼ毎日トレッドミルで10kmは走ってますから距離的な不安感ないし、実際のコースで風を感じて見ず知らずの人と競いながら思いっきり走れるところが良いんでしょうね。走ってる最中はこんな無駄な体力使ってどうなるっていうんだ、もう走るのはやめよう、本当にやめようと思うのですが、ゴールしてほげーっとバナナ食ってる頃にはまた来年もインターネットで速攻で申し込もうか、いっそ前の方からスタートできるように陸連登録しようかなんて思ってしまうほど楽しいレースでありました。

ちなみに10kをこの46分で走る速度でフルマラソンをイーブンで走れると、タイムは3:14:05となり、3時間15分を切って国際女子マラソンに参加する資格が得られるわけですね。それにしてもサブスリー(3時間を切る)っていうと相当きついよなあと思ったわけです。

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ゴールは国立競技場。最後のトラック1周が楽しみですなあ。内側を走ると巨大スクリーンに映ります


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入賞者の記念撮影風景。
ゲストランナーは高橋尚子選手と谷川真理さんでした。谷川真理さんが本気モードで走るんで、アテネの切符を取るために走る東京女子の試走を兼ねて40分から45分で一般ランナーと交流しつつ走ろうと思ってた高橋選手もついつい走ってしまいゲストなのに一般女子の1位に1分以上の差をつけて36分台でのゴールでした。


更新:2003.6.6
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