「大水槽を泳ぐマグロたちは、どんな生き物なのでしょうか?そんな疑問にお答えするため、マグロの解剖の様子をお見せしながら飼育係員が解説します。一生を休むことなく泳ぎ続けるマグロの体に隠された秘密を解き明かします」
ということで、葛西臨海公園の水族園に行ったついでにマグロの解剖を観てまいりました。解剖といってもなにせマグロですから一歩間違うと、ただの魚屋さんになってしまう際どい世界でした。ま、魚屋さんだとエラ取りだしたり、胃袋開いてヒダヒダ観察したりしませんけどね。で、最後はマグロを丸のまんま輪切りにして筋肉チェックです。「左右にある黒い部分が血合いで、ココが遅筋なんでマグロは一生休まず泳ぎ続けられます」とのことでした。赤身の魚ですから、全体が遅筋みたいですが決して遅い魚ではなく最高時速100kmで回遊するそうです。私も遅筋鍛えてるわけですが絶対まねできませんね。
そんな海の長距離ランナーであるマグロですが、死ぬまで泳ぎ続けるってのもきついよなあって、ちょっと思いましたね。やっぱ、フィニッシュラインは欲しいよね。ちょっとかわいそうなんで、この日の夕食はマグロはやめてカツオのたたきにしときましたよ。あまり変わらんかぁ。
そうそう、マグロの血合いですけどスーパー等で200円程度でどっさり売られていますが、ニンニクのすり下ろしを入れた醤油に1時間位漬けてからソテーして食うと結構いけるんです。けど、我が家では私以外はぜんぜん食べないので幻のメニューです。良質のたんぱく質だし、鉄分やタウリン豊富だし EPAやDHA なんかも体に良さそうなんですけどね。そりゃトロの方がうまいでしょうけど、カロリーも値段も高いからね。ただ、近ごろは水銀が多いとかいわれてもいるんで安くても大量に食べないほうが良いかもしれませんね。
さて、葛西臨海公園ですが、ここもランニングするには良さそうな場所です。地図で見ると荒川マラソンのコースをずーっと下って対岸に渡れば着くわけだ。うちから往復は長すぎるのと対岸に渡るのが面倒くさそうなので、新木場まで電車で行って、葛西臨海公園じゃなく、夢の島公園を起点に片道コースで荒川伝いに走って帰って来るマラニックってのをそのうちやってみるかと思いました。
・・・とりあえず思っただけですよ。