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【猫岳】だとおもってたニャー。。。

2003.11.6
コツコツランナー

No.1071

11月1日(土)鍛練と称し、またまた阿蘇山の【根子岳】という山に登山に行ってきました。
根子岳は北外輪壁から見ると阿蘇五岳の涅槃像(ねはんぞう)の顔の部分で、頂上にある一際険しく高い岩は鼻になり【天狗岩】と呼ばれています。

今回は、父と母との3人で行ってまいりました。
前日まで天気予報では雨マークだったのですが、私の日ごろの行いが良いのでなんとか晴れました!晴れ女なんです。。(自称うずめのみことの生まれ変わり)
険しい山とのことだったので、父がザイルとロープを担いでの重装備ぶりです。
登山口から山に入り、防砂堤を超えると大きな岩や石がゴロゴロする、川が涸れたような道が山中へと続きます。しかも浮石も多く、急勾配のため、ちょっと滑っただけで落石がおこり、人の顔位はある岩がガラン・ゴロンと落ちていくので気が抜けません。
用心して文字通りよじ登ります。
しかし頭上を見上げると紅葉したもみじが赤や黄色と美しく、幹の黒さもいっそう際立ち、美しい風景が広がっています。必ず、止まってから見上げましょう。歩きながらだと・・・考えるのもおそろしいです。
しばらく登ると左手に【眼鏡岩】と【ローソク岩】と呼ばれる奇岩が見えます。『自然の力ってすげーなー』と感心しながらここからは岩道をそれ、林道に入ります。
 落石の心配は無くなりましたが、ふくらはぎが悲鳴をあげるほどの急急勾配。ヒ〜ヒ〜言いながら登りきるとようやく【天狗岩】の根元に到着。
岩にしがみ付きながら下を見下ろすと・・・絶景です。(写真参照 腕が悪いのが悔やまれます。)
そこから【東峰】を目指し、【蟻の戸渡り】と呼ばれる頂上の稜線を東へ向かいます。根子岳は山頂がギザギザになっているので、『日本昔話』のような登り方で、登って下ってを繰り返します。
あまりにも険しく、危ない箇所は、回り道もしなければならないし、1箇所では、道も崩落しているので、50cm位の溝を(道の両側は崖っぷち)飛び越さないといけない場所もありました。
なんとか辿り付いた東峰から来た道を振り返ると、天狗岩を含む稜線がまるで、中国の桂林のように美しいです。
来てよかったと思う瞬間です。
帰りは来た道を戻りますが、より落石に注意です。

距離にすると全然たいしたことない距離ですが、勾配の激しさと、転落の危険があるため、上級者向けの山となっています。

山に登るたび思うのですが、ランニングをやってると、山登りも、やってないよりは楽に登れます。
こんなトコにもランニング効果が!!!
(むりやりランニングの鍛練風にまとめてみました)

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天狗岩の根元から下界を見下ろした絵です。母は腰がひけてました。見ず知らずのおじさんは、こわくて覗けないとおしゃってました。


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登山口入ってすぐぐらいのところです。紅葉がキレイです。画像が荒いのが残念です。スミマセン。ちょっと離れて、目を細めて見ることをお勧めします。


更新:2003.11.6
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