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代々木公園は
代々木駅じゃなくて原宿駅。

2004.6.7
マハロ菊池

No.1130

2004年は108年ぶりにアテネで近代オリンピックが開催されることを記念して、6月6日に史上初の5大陸聖火リレーってやつが、ちょうどうちの会社の前の明治通り北参道交差点も通るんで、会社のベランダからか、スタート地点のビックサイト、あるいはゴール地点の都庁都民広場に繰り出して見学して、鍛練レポートのネタにしようと思ってたんですが、日曜日に出かけなくてはならない用事が出来、残念ながら見れませんでした。

さて、2004年6月13日は代々木公園で代々木ランニングクラブ第1回LSD大会なのですが、ちなみに光ケ丘公園は都営大江戸線の終点、光ケ丘駅で降りれば良いわけですが、代々木公園はJR代々木駅で降りてはいけません。JRだと原宿駅ですな。地下鉄だと千代田線の明治神宮前か代々木公園駅。小田急だと代々木八幡駅が便利です。代々木公園、代々木体育館、代々木のプール(インドア50、50m×6コース)なんて風に「代々木」とつく公園・スポーツ関連施設は実は代々木駅にないというのが広く国民に理解されていないため、代々木駅には駅員さんの手により左のような説明書きがなされております。

ここでひとつ例外として「代々木のオリンピック記念体育館はどこですか」「代々木の青少年センターのプールは?」なんて聞かれたときは注意が必要です。実は国立オリンピック記念青少年総合センターという宿泊施設やセミナールーム、体育館、プール(25m)を完備した立派な国営施設が、代々木競技場(東京オリンピックのときに使用された代々木第一体育館、第二体育館等を総称して呼ぶ)とは別に代々木公園の裏手というか明治神宮の横に存在しています。東京オリンピックの時に選手村だった所みたいですね。で、こちらの場合小田急の参宮橋駅がベストです。JRだと原宿駅から歩いても、代々木駅から歩いてもどっちにしろ普通の人にはやたら遠いです。まあ、普段毎日10km走ってるおやじには別にどってことない距離ですけどね。

先日も代々木ゼミナールの向かいの新しくできたラーメン屋で、ガタイの良いスポーツ刈りで紺のブレザースーツのおじさん(見るからに体育関係者)が、「代々木のオリンピック記念の体育館はこの先ですか?」と店員さんに聞いて、若い店員さんは「代々木って付くけど原宿が近いっすよ」とそっけなく答えていましたが、これは間違いであります。普通に代々木体育館といったら原宿、オリンピック記念といったら参宮橋だね。ああややっこしい。特にややこしいのはオリンピックプールと聞かれた場合ですなあ。どっちもそういえるからね。50mが泳ぎたいか25mでいいかで判断しますかね。ちなみに東京オリンピックの時に実際の競技で使用された本当の意味でのオリンピックプール(50m×8コース)は、現在は代々木第一体育館の床の下だそうです。

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代々木駅西口改札横風景。
間違う人が多いのでしょうなあ。駅員さんも毎日説明してて、もう説明するのがいやになって模造紙に書いたって感じですね。頼むからもう聞かないでね。そこに書いてあるじゃんっていいたいんでしょうね。


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明治神宮の参道にある、代々木の由来を説明する立て看板。一般的にはどうでも良い無駄知識ですが、代々木ランニングクラブとしては外せないうんちくだね。この際明らかにしておこう。


更新:2004.6.7
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