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高尾山紅葉まつりラン

2004.12.1
アロハ幸満

No.1172

FOMAは山中ではつながらない。電話もメールも全くダメ。ダメダメ・・・
11月27日(土)高尾山・陣馬山ダブル往復ランが始まった。
JR高尾駅北口午前7時スタート。甲州街道を過ぎていつもの通り稲荷山コースから高尾山に入る。
突然、驚くべき光景に遭遇する。ケーブルカー乗場駅前は大混雑!約300mの人の列が続く。ピストン運転するも人々を捌け無い。最後尾は約30分待ちのイライラ状態。係員が拡声器で整列をお願いする大音量が雑踏を助長する。
幼児の泣き声、車のクラクション、叫ぶ女、走る男、交通整理員の笛音、クレームをつける運転車、まんじゅう屋の売り子の呼び込み等が壷のように撹拌されて、悪臭を放つように滞留している。
そんな情景を横目に高尾山を目指す。登山道を入るとやはりハイカーの渦の中に吸い込まれた。山道を、歩道と誤解しているのか並列となり道を塞ぎラッシュアワー状態。
もちろん高尾山山頂でも同様に、蜂の巣状態で腰掛ける場所さえない程だ。先が思いやられる。

温暖で晴天にも恵まれ、高尾山から陣馬山を2往復する約40kmを超えるコースを設定する。
縦走路は既に紅葉は終わり丸裸の枝が目立つ。
ヒーーヒー言いながら登るハイカーを擦り抜けると、こんな言葉が耳元を掠める。"凄い!走ってるよ!"と。退け退けと心中で叫ぶ。何だかおだてられるように力が入る。
そんな中、奇遇にもホロさんに遭遇する。お互いに逆方向だったのでそのまま別れた。後から分かったのだが急遽走りたくなって、メールを送信したようだ。冒頭でも述べたように、接続不能につき全く知らなかった。挨拶もそこそこに先を急いだ。

二度目の陣馬山でお昼休憩をとる。瓶ビール一本、山菜うどん一杯、お新香一皿を頂く。
遠くに冠雪の富士山が見える。奥多摩山々が臨まれる。なんと気持ちよくて爽快な気持ちなんだ!酔いしれる風景が心から癒される。
JR高尾駅北口に到着したころには、すでに薄暗く午後五時を過ぎていた。約8時間に渡る鍛練がようやく終了したのだ。
"高尾山こうようまつり"に因んで、"高尾山紅葉まつりラン練習会"と命名しょう!
でも、さすがに疲れた一日だった。

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上:ケーブルカー乗り場の混雑
下:高尾山手前展望台から遠く新宿方面を望む。


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高尾山頂上の風景


更新:2004.12.1
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