トップページに戻る リストに戻る
画像1
TOPHOMELISTBACKNEXT

最大心拍数を計測しに、
大泉中央公園400mトラックへ。

2005.2.10
マハロ菊池

No.1193

先週の新宿シティハーフマラソンを平均心拍数175、最高心拍数181で走ったのですが、疑問点として、私の心拍数はどこまで上昇するのか、本当に220公式は正しいのかという疑問が生じた。公式では最大心拍数=220−年齢なので、42歳の私の場合178拍が最大心拍数なはずですが、個人差もあるとのことで、実際に死ぬ気で(でも死なない程度に)だーっと1000m位走ってちゃんと調べようと、久しぶりに大泉中央公園の陸上トラックへ行ってみました。これは石神井公園などの普通の公園で、おやじが腕時計を見ながら死に物狂いで走っていたら不気味だろうという世間に対する配慮です。
大人だね。

で、早朝、家から中央公園まで約4kmの道のりをゆっくりマフェトンペースで移動。そして立派な全天候型陸上トラックに到着。まずは1周をそこそこの速度で走る。心拍数はイッキに170を超える。で、2周目からガーッと全速ダッシュである。この鍛練レポートの第1回の時は、あんなに長く感じた直線も一気、イッキであります。178を超え、185、187と心拍数はどんどん上昇。1周400mが1分23秒で瞬間最大心拍数は191まで上昇。さらに3周目と思いましたが辛くて無理。限界です。終了。くーぅ、きつう。本当に気持ち悪くなりました。やはりこれくらい(気持ち悪くなるくらい)本気で走って到達するのが最大心拍数ですね。絶対、最大心拍数で運動し続けるのは不可能ですな。

さて、このようにして厳密(?)に測定した結果、ポラール<http://www.polar.jp/>のホームページにある公式に当てはめると私の場合、安静時心拍数が55なので、
(191−55)×(70〜85%)+55=157〜170となり、
だいたい157〜170拍の間でトレーニングすると持久力が付き基礎体力も向上しますよという計算になります。はたして42歳のおやじの基礎体力を向上させてどうするって議論はさておき、この辺の面倒な計算をしてくれる便利な目標心拍数計算機がインターネットを検索するといくつか出てきますね。また、ターザンのホームページにも簡便なものがあります。<http://tarzan.magazine.co.jp/regulars/calc/index.jsp>

もちろんマフェトン理論にのっとれば、最大心拍数に関係なく180−年齢でトレーニングせよということですけどね。私の個人的な感想をいわせていただくと、マフェトン理論の範囲でトレーニングしたほうが、身体に無理なく、食欲も抑えられ、痩せる気がして、特にダイエットのためにランニングを始める段階では良い強度だと思います。で、レースなども出るようになって、馴れてくると段々ある程度のスピードで持続走がしたくなる、記録にも挑戦したくなるのでそうなったら220公式でややきつめのトレーニングもたまにやってみると良いんではと思いました。ちなみに国立の長距離教室でついていこうと思うと140拍レベルでは無理だと思うわけです、私の場合。それで、必要以上に疲れちゃったり、痛みが出るときはまた180公式に戻るなんて感じでどうなんでしょうね。

それにしても、3年前に比べると随分リハビリが進んだなあと思っております。ミトコンドリアも喜んでいることでしょうよ。時速8kmのたらたらペースだと120拍〜130拍位なんですけど、さすがにもうちょっとトレーニングペースが速くても良いかなと思えるようになってきた2005年の2月であります。

画像1

ランニングウォッチとハートレートモニターで2連メーター状態です。変?
あと速度計があればなあ。距離計も欲しいな。


画像2

ランナーズダイアリー2005に出ていた、比較的計算が楽な方法の例です。この場合は最大心拍数の85%を計算して有酸素レベルと無酸素レベルの境となるHRT(心拍性作業閾値)を求め、あとは20拍ずつ引き算するだけです。私の場合、おおむねイージーペースとミドルペースの境目辺りがマフェトン理論の目標心拍数に近くなりそうですね。
ちなみに最大心拍数が180の場合、HRT=153ですが、190だと161.5。レースペースは当然それ以上の心拍数で走るってことになるわけですな。


更新:2005.2.10
TOPHOMELISTBACKNEXT