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大満足だぞ!館山若潮マラソン

2005.2.8
ラハイナ・キミコ

No.1192

オクトーバーランで当たったエントリー権、多少のアップダウンがあるものの、景色が良いと聞いて楽しみにしておりました。但し、クリスマス〜お正月、スキー旅行と食べに食べ、鍛錬の方は量も質も今ひとつで迎えてしまいました。

しかも千葉なんだから近いし...と思っていたら、当日エントリーは始発に乗っても無理と判明。前日に館山入りすることに。どうせ泊まるなら息子も連れて行くかってことで予想外の出費になってしまいました。前夜祭でゲストの金哲彦さんの講演もあるのですが、所用で出発は2時と遅くなりました。金さんのお話を後半ちょっと聞くことが出来ましたが、抽選会はハズレてしまいました(って、また当たろうとするところがずうずうしい)。

さて当日です。前夜雨がパラついたので心配しましたが、お天気は回復です。風はかなり強めで房総半島とは言え、やはり寒さは感じます。半袖シャツにロングタイツ、それにアームカバーも着けます。コンタクトなので勿論、サングラスも必携です。持ち物はCHECKしたはずなのに5本指ソックスは忘れてしまいました。薬指の爪が中指に当たり出血するので、走り始めて半年位からずっと5本指ですが、販売ブースは見つからず普通の靴下で走ることとなりました。2週間程前から右足の甲もちょっと痛みが出ていますが、今日だけ我慢とスタート地点に向かいます。

今まで1万人規模の大会や、つくばでも7千人という大人数のレースしか経験したことがありません。いつもはるか後方からのスタートですが、今回は結構前の方に並ぶことになりました。4時間のペースランナーは、あの金哲彦さんです。でも風船を付けている訳ではなく、ナンバーカードがピンク色というだけなので見つけられるか、ちょっと心配。

スタートして3km位で、どこか聞き覚えのある声がして、金さんを発見しました。まだそんなに大集団ではなく、お仲間に加えて頂く事にします。随分と和やかな雰囲気で、周りの人の質問にも気さくに答えて下さっています。上り坂の手前では、「さぁ皆さん、深呼吸しましょう」と声を掛け、後ろの人にも伝言していきます。時々、ドッと沸いたりしてとても良いムードです。

私もちょっと勇気を出して、どこから出たら良いか質問してみました。30km過ぎで一番のキツい坂があるので、それまでは飛び出さず一緒に行った方が良いと、アドバイスを頂きます。元々今回は最後まで付いて行ってもいいかなぁと思っていたのですが、やっぱり少しでも縮めたくなってしまいました。前半からトイレも行きたくなって来ましたが、なんとか我慢。途中、海の向こうに富士山が見え得した気分です。

自分でスピードをコントロールしなくて済むので、時計は5km毎のラップしか取りませんでした。一時は百名位の集団になっていた様です。ペースランナーに付いて行くのはとても楽に感じます。もう少し早めることも出来そうですが、アドバイスに従って、グッと我慢します。飲料を全てのエイドで取り、バナナやパンもむしゃむしゃ食べます。さぁ30km過ぎの坂を登りました。32kmを越え、あと残り10kmになった地点で、余力のある人はどんどん行って構わないと声が掛かります。

スタートすぐから応援の人には手を振って応える様に心掛けていましたが、ラスト10kmからは両手を振ると自分でも力が湧いて来ます。実際ペースも落ちず足も良く動く気がしました。残り2km地点で息子が待ち受けていました。併走してくれますが、ダウンを着てカメラ等を持っていて走りにくそうです。コースにまで入ってしまい、注意を受けます。最後は付いて来れなくなり、おいてゴールします。やったぁ、思ったより後半伸びて数十秒記録を更新です。

3:59:59で金さんがゴールし、お礼を言いに行きました。握手もして頂き、写真撮影まで!走りに行った甲斐がありました。しかも今回は25回記念大会でして、年代別の25位だったお陰で、ちゃっかり特別賞まで頂いて来てしまいました。もうすっかり満足で気分良く、館山を後にしました。

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相模湾の向こうに富士山が...。見えるとは知らずにいたのでちょっと感激。


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金哲彦さんと握手の後、写真も。走っている最中にもアドバイスを頂き、こんな機会は滅多に無いと大感激。


更新:2005.2.8
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