正午の気温10℃、曇り、風速0.5mというマラソンには最適な気候の中、オレンジ色のド派手なコートを着た瀬古S&B監督の合図でスタート。ちなみに瀬古監督はこの青梅マラソンのコースレコード保持者です。なんと24年間も破られておりません。今はおやじギャグばっかいってるそうですが、昔はすごい選手だったわけです。そんな瀬古元選手が「気合いだー」「元気がないぞー」とランナーに闘魂注入しつつ、投げキッスまでしてくれています。有難いことです。ああ、幻のモスクワ五輪で金メダル獲って欲しかったですなあ。
http://www.sponichi.co.jp/olympic/athens/memory/32.html

レースのほうはとりあえずスタートから当分は混み混みだと聞いていたし、折り返しまでは基本的に上りなので前半は抑えて後半頑張るという作戦で、前半は5kmを25分ペースで行けばいいやと思っていたのですが、応援がにぎやかな市街地を越えてもいっこうに空かず、流れもキロ6分をやや切ったくらいの微妙な速度で非常に抜きづらい状態。ま、元々抑えていこうと思っていた訳だからいいかあと思い心拍数165位でズルズルと走ってしまいました。それにしても5kmを越えてから途中トイレに行ったり、靴のヒモほどけたりで、我ながら緊張感のない往路でありました。コース自体は、進むほどに気温が下がっていくのが感じられ、徐々に空気も清涼な感じに変わってきます。眼下に清流も見えるなかなか良いコースであります。
コースやレースの様子等は「青梅マラソンガイドサイト」が詳しいです。
http://homepage3.nifty.com/tsawada/

で、折り返しを過ぎて少し行くと15kmの中間地点があり、よーし、ここからは飛ばすぞーと気持ちだけは思うのですが、ずーっと下り坂ではなく、登ったり下ったりなんでどうにも調子が上がりません。（この時点で3955位）それでもなんとか速度を上げてだいたい心拍数も175辺りまで上がってきたのですが、思ったよりペース上がらず、沿道で「ガンバレー」と声援されても、「それなりに頑張ってはいるんですがねえ」って感じで20kmを越えた辺りになると相当疲れてしまいました。ここで3478位。500人くらいは抜いてきたわけですね。レモンをかじったり沿道でチョコをもらいモグモグ食べるも、25km以降は今度は速度は出てないのに心拍数は181辺りに。やっぱ私の場合、前半抑えるとか考えないでさっさと行ったほうが良かったのかなあ。結局雨も降ってきて、シューズに冷たさを感じる状態でなんとかゴール。手がかじかんでいて計測リグがなかなか外せませんでしたよ。

昨年の荒川で30kmのスプリットが2時間33分だったし、1月の新宿シティハーフはキロ5分をやや切るペースで走れていたので、1年の鍛練の成果から青梅は2時間25分位で行けるだろうと気楽に思っていたのですが、ネットで2時間36分29秒。公式タイム（グロス）は2時間39分10秒。男子30kmの部で3180位。ありゃら〜な結果でありました。こりゃ来年はリベンジですね。というか荒川まで1カ月なんですが、もうちょっと鍛練しないと3時間30分はきつそうだなあと思えてきましたよ。坂がない分多少は楽かも知れませんけどね。
今週からは多少長めの鍛練をしますかね。

さて、完走後は代々木RCに入会してくれた奇特な皆様7名でスーパー銭湯に行き、入浴後ミニ集会を銭湯付属の食堂（食券制）で行ないました。皆さん青梅マラソンには星5つくらいのようでしたね。来年は40回記念大会なので、往年の優勝者や超有名選手を招待する等の計画もあるそうです。だからあまり「青梅マラソン良かったよ〜」とか書くとさらに参加希望者が増えて、私が抽選で外れる確率が高くなるので、「青梅最悪〜」「寒くて死ぬぞぅ」「審判がいじわる」とかニセ情報をインターネットを使い全世界に流すべきか考え中であります。
・・・冗談です。