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第35回千倉ロードレース参加

2005.9.27
ショーブン

No.1259

9月23日(金・祝)、レースシーズンの最初にエントリする箱根駅伝選手も多い、とのうたい文句も大いに気に入って、それなりに鍛錬したつもりで迎えた朝、5時には家を出て、Mやのカレー大盛りを食し、準備万端、総武線‐京葉線‐内房線とJRを乗り継いで千倉駅着は予定通り9時ちょっと前、駅からは無料送迎バスに乗りこんで漁港の会場へ。
漁協の建物の2階が解放されていて、着替えて無料で荷物を預け、とさすが35回の歴史ある大会は段取りがよろしいです。しかし、開会式では「来年からは、この千倉町は南房総市となり、隣の白子町のレースと合併開催でもっと大きな大会になることでしょう」とのことでしたから、おおー、35回で幕を閉じるのですね、と初参加ながら感慨ひとしお。

おにぎりをひとつ食べてからヨヨTの前後にゼッケンをつけ装備完了。軽くアップをして、漁師さんの網を繕う姿などを眺めているうちあっという間に10時半のスタート。自分にしては最初からトバし気味です。おおー、なんかみんなはやいぞー、おれもいくぞー。直前の練習で10kを4分30秒強で並べられたので、いい気になってました。いわゆるオーバーペースでした、予想以上にはやくも、暑いというダメージがやってきます。

10kに47分ほど、まだ取り返せる、とはチラとも思えなかった、ああー、今日は96分は無理だとあきらめてからは、ズルズルペースが落ちて、どんどん抜かれていきます。あれえー、ほんとに暑いぞ、でもみんな暑いんだぞ、俺だけじゃないんだぞ、と念じてもダメです。もうやめたくなってきました。ほんの少しの坂に弱気なります。まだ半分残ってるのに!15kまで給水を2回、いままでハーフで給水なんてとったことなかったのに、と思うと、ますますやめたい気持ちに陥ります。自己ベストで来たつもりが完走目標なんて、そんなバカな…。頭から水をかぶって、そういやキャップしなかったのも失敗かも、とか。
帰ってから代々木RCのノートになんて書こう、気を紛らそうと考えます。そうだよな、帰宅分科会は日照に弱いんだよね、冗談じゃない、だめだこんなこっちゃ、前村さんはハセツネだぞ猛者はアキタだぞ、それでもカラダにはムチ打てず、闘志が沸かずだらだら進むのみ、歩くな、止まるな。暑いのは俺だけじゃない、みんな暑いんだ、ううー、はやく帰りたいなあ、これも帰宅ランのせいかなあ。
やっと海沿いを走らせてくれるところまで来ました。ちょっと潮風にあたって気分がよくなりました。町に正午を知らせる曲が流れ、ああー90分経過だあ、まだこんなところにいるなんて。あと3kという表示をみてようやく少しまともに走れる気がします。ゴールするときくらいは笑顔で、胸のロゴに恥じぬよう。1時間51分かかってやっとゴール、失敗のレースでした。

中盤からの失速は、暑さを甘くみたこと、過信によるオーバーペース。この大会は距離表示が目立たず5kを見逃してしまい10kまではペースがつかめなかったことも遠因。とにかく反省しつつ駅までゆっくり歩いて、帰りはゆったり特急に乗って東京まで一直線、遠いけどわりと便利な場所なんです。来年は南房総と銘打つであろうこの大会、リベンジにきたいものです。都区内‐千倉間JR片道2210円、特急料金館山から東京1300円也。

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上:駅前
千倉駅。無料送迎バスがありがたいです。
帰りは会場からとぼとぼ歩いて30分ほどでした。

下:10k・約700人のスタート
ハーフは900人ほどが参加したようです。


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漁港らしい?
慣れた人達はあちこち風通しのよいところに陣取ってました。


更新:2005.9.27
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