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第5回陣場山トレイルレース参加記(その2)

2005.11.29
ラナイsato

No.1294

一の尾根の下りは11月3日の「ハセツネ逆走ハイキング」時の小虫嬢の走りをイメージしながら(自分の気持ちの中では)爆走します。ただし,オーバースピードでコースアウトしないように気をつけながら下ります。下りで抜いて登りで追いつかれるというような感じで進んでいきます。登りが続くと心拍数が上がり徐々に歩幅が狭くなってきて「歩き」に入るというパターンです。一方、下りは呼吸も楽で心肺系には休憩時間のような感じで,スピードも出て気分がよいのですがその分足に負担がかかるようです。これがボディーブローのように後で効いてくるのかという不安もありました。全般的に落ち葉の敷き詰まった登山道で走りやすくてよかったのですが,あるところ(左側が山,右側が谷)で右足を着地したときにつまづいたわけではないのですが滑ってしまい転倒しました。右前方受身のような形で1回転し谷側に立っていた木に腰からぶつかってなんとか止まりました。「痛っ。ううっ,ここでリタイアか?」と頭の中をよぎりました。長袖・ロングタイツという格好だったのでウェアは土まみれでした(後で見たら右肘・右眉毛端の擦り傷,右肩・左膝内側青あざができました)。ウエストポーチに入れておいたボトルは抜け出て「おむすびころりん」状態でしたが3mぐらい下のところで止まってくれたので拾いにいけました。何とか走れるので,これ以降はあまりスピードを出さないようにして下ります。

一の尾根の下りも終わり登山道から舗装道路に出て少し行くと落合地区の給水所(標高240m)です。ここまでで約12km,ほぼ中間地点です。ここからは舗装された栃合林道を走ります(約7.3km)。若干のアップダウン有りですがほとんど登りで,落合の給水所から385m登ります。時間は11時を過ぎ日向は結構暑いぐらいで,できるだけ日陰を選んで進みます。林道に沿って温泉宿が散在します。結構勾配のきついところもあり歩きも入ります。勾配のきついところを過ぎて緩やかな登り箇所が平坦に感じられるから不思議です。この林道も途中の距離表示が無いので精神的にもきついものがありました。

往路で通過した給水場所に到着。前村さんの話では水は1パイまでという話でしたが2杯いただきました。ここから先は,前半登ってきた道をくだります。ただ,くだり勾配はきつく,滑りやすいところがあるのでスピードを抑えて気をつけて下ります。「残り3km」の表示を過ぎ,「後1km」の表示が現れて登山道を終えると後は舗装道路をゴール地点の吉野イベントパークにむけて走ります。沿道では地域の方々が応援してくれています。うれしくてウルウルしました。ゴール前ではマイクを持ったおじさん(大会関係者)が実況中継してくれます。

ゴール後,チップを返却してアミノバリューと豚汁をいただき,その場で完走証を発行してもらいました。ゴールタイムは2時間36分**秒,年代別40位。お饅頭(120円)を買って食べ,お土産に大根(150円,後日我が家のおでんの具になりました)を買いました。救護で消毒,薬を塗って傷絆創膏を貼ってもらいました。会場を後にして,やまなみ温泉(3時間600円)に移動し,温泉で疲れを癒し,豚汁うどん(550円)を食べて帰りました。車で行くと帰りに寄り道できてよいですが,「プハーッ」ができないのが難点ですね。

今年は参加費を5000円から3000円に値下げしたそうです。それに伴い,多分ですが、最寄り駅から会場までの送迎バス,参加賞の野菜と温泉入浴券が廃止になったようです。個人的には安いほうが良いなあと思います。

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一の尾根のくだりで登山者とすれ違うランナーの様子。


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上:舗装された栃谷林道。温泉が散在します。
下:ゴール後に寄った「藤野やまなみ温泉」。町営のため料金は安めです。


更新:2005.11.29
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