オークリーのフレームに純正度付きカラーレンズでランニング用のサングラスを作りたいのですが、でも実はあまりサングラスが好きじゃなくて、掛けてもすぐ外してしまうと思うのです。なんか世の中が暗くなってしまったみたいになるのが嫌なんですね。それにレース後にもずーっと掛けてるってのも、有名人でもないのに不自然ですし、視力の悪い人はサングラスと通常のメガネと結局両方用意しなければならないわけで、面倒なんで、こんな帽子に取り付けるタイプの、なんちゃってサングラスを試してみました。
クリップ部分をランニングキャップのツバの左右にぎゅっと差し込んで取り付けます。このクリップの部分は良く出来ていて、ポリカーボネート製のレンズの角度をカカカッと8段階に調整できます。つまりはずしたい時は上げればツバの下に収納できます。で、走っていても気にならない程度の重さ。レンズカラーは写真の半ミラーなグレー以外に、ウインタースポーツっぽいレインボー、夕暮れ時に良さそうなイエローなど4種類ほどありました。
東京シティロードレース2004で実際に掛けて走ってみましたが、暗すぎず好印象でした。まあ、雨だったんでサングラスはいらなかったんですけどね。ま、かっこですよ、カッコ。
紫外線・埃・虫などから目を保護するというのが基本的な機能ですが、顔が隠せるっていうのもメリットですね。2004年のオリンピック代表選考が懸かった名古屋国際女子マラソンで土佐礼子選手が、たぶん泣きながら走っておりましたが、他人事ながらサングラスしてて良かったなあと思いましたよ。私も石神井公園のアクアスロン大会に出るときに、「おたくのだんなが、公園をぐるぐる、馬鹿みたいに海パンで走ってたわよ!」なんて言われないように、このサングラスをして顔を隠して出ることにしよう。
ただし、このサングラスをして普段通勤したり、普通に歩いているのは相当怪しいですね。スポーツ観戦やゴルフなどには良いでしょうけど、私の場合も走ったり、自転車に乗ったりするときだけに使用しますよ。ターミネータかマリックさんみたいですからね。どちらにしろ私みたいにメガネをかけている人には便利かも知れないけど、目の良い人には不要ですね。普通のスポーツサングラス買った方が良いです。ただし、必ずUVカットのものを購入しましょうね。