トップページに戻る リストに戻る
画像1
TOPHOMELISTBACKNEXT

結局、大脳様の手のひらの上?
全然減らない体脂肪率。

2003.7.15
マハロ菊池

No.1049

2002年の4月から摂取カロリーと運動消費カロリー、毎日の体重と体脂肪量をデータベースに入れていたので、そろそろグラフにでもして分析してみよう、と、いつになく理知的な私。で、左のグラフのようになった。なんか思ってたよりつまらないグラフだ。つまり昨年の7月までは体重、体脂肪とも標準体重までスイスイ落ちたんですが、その後ほとんど変わってないわけです。毎日10kmもランニングしてれば、どんどん体脂肪が減って逆に遅筋が増えて、たぶん体脂肪率が一流マラソン選手みたいに10%以下になって、体重も60kgを切ると思っていたんですが、人間の恒常性とは本当に良くできたもので、ほらご覧の通りです。こうやって体重を減らそうと大脳の前頭葉あたりにたまたま目覚めた私という自我が少しばかり運動してみたところで、交感神経と副交感神経という自律神経を操る大脳のオペレーティングシステムの前にはまったく無力ですなあ。大脳君は私の体重を、標準体重をやや下回って、体脂肪18%近辺をキープするよう、きっちりと仕事してきます。良くできたシステムです。別に標準体重以下をリバウンドなく1年間キープできたわけだし、体脂肪率だって健康な標準範囲は男子40歳の場合17%〜22%ですから、17% 以下になりそうな時に体に脂肪を付けにくるってことは生体管理システムとして正常、つまり健康というわけですなあ。

運動していると1週間とか、または1日の中でも、私の体重は水分量と摂取食物の影響で3kgくらい変動します。体脂肪率も土曜日に2時間以上LSDした直後など15%とか出たりします。でもこうやってマクロな状態で眺めると、しっかりキープしてきますなあ。大脳様は体重計も体脂肪計もないのにどうやって私の体重を管理してるんでしょうね。血糖値?心拍数?水分量?乳酸値?そういう諸々の内界情報をいろんな体のセンサーを使って、黙って掌握してるんだな。偉いぞ私の大脳さん。

と、ここまで考えて、本当にそうなんだろうかと疑問が湧いてきた。本当は自我が大脳のせいにしようとしてるんじゃないのか? つまり私が、心のどこか深〜い所で「まあ、この程度の体重なら充分走れるからいいか」と思っていることが大脳のリミッターを調整してるんじゃないのか?
うーんどっちなんだろう。どっちが制御してるんだろう。まあいいか、たぶん、きっと健康なんだから。

画像1


今年に入って摂取カロリーがやや増えてるのに、運動量が減ってる。けど体重はあまり変わらない。まあまあいい傾向であるわなあ。本当はもっと体脂肪が減ると思ってたんですけどね。


画像2


更新:2003.7.15
TOPHOMELISTBACKNEXT