トップページに戻る リストに戻る
画像1
TOPHOMELISTBACKNEXT

四万十川ウルトラ体験記
その2

2004.1.21
ラハイナ・キミコ

No.1092

さぁ、当日です。
夕べ7時半にあれだけの食事をしておきながら、起きたらもうお腹がすいています。3時に食事を摂り(一応お代わりなどもしておきます)、用意をして巡回バスでスタート地点の蕨岡中学校へ。さすがに高知と言えど、この時間では結構寒いです。買ったウィンド・ブレーカーが無かったら、どうするつもりだったんだか。

タイツの下に、念を入れてキネシロと「膝かんたん」を仕込みます。知人にもらっていた「アミノバイタル・プロ」も飲んでおきます。
トイレに向かいますが、あれだけ食べておきながら不発です。
時間も迫ってきたので、レストハウス(着替えや靴の替えを預けられます)行きと、ゴール地点行きの荷物を預けて、いよいよスタート地点へ...。身に付けているボトル・ポーチには、半分ほど入れたCCDドリンク、キャラメル2,3個、デジカメ、ハンカチの他に、関門と自分の目標通過時刻を書き入れたメモを入れました。

周りの人達は、仲間同士で写真を撮り合ったりしていて、結構リラックスしている様です。薄手のカッパや、ビニール袋をすっぽりと被っている人もいます。
そうこうしている内に5:30になりスタートしました。膝の痛みの為、2週間全く走っておりません。スタートのエアゲートをくぐる時、久々のランに思わず「うぅっ!」となり、涙が浮かんでしまいました。こんなに走ることが好きになっていたとは...。

こんなに朝早く、辺りも真っ暗な中、地元の方達がそこここで見送ってくれます。「頑張って!」と皆に声が掛かります。そばで、「お早うございます」、「ありがとうございます」と返事をしている人がいて、いつの間にか私も同じ様に返事が出始めました。今まで声援を受けても、手を挙げる程度でしたが、自然に(しかも照れずに)声が出せる雰囲気があります。
ゼッケンに○型の反射塗料が付いていて、前を行くランナーの背中で揺れています。きれいだなぁなどと思いつつ、平地の5,6キロは過ぎて行きました。

・・・しかし、そんなのどかな思いは、すぐに始まる右膝の怪しい感じに、次第にかき消されて行くのでした。

画像1

スタート地点の案内板
かがり火が気分を盛り上げてくれる?


画像2

次回分の景色ですけど...。
最初の峠600mは、なんとか登りきるも。


更新:2004.1.21
TOPHOMELISTBACKNEXT