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2004東京国際マラソン
男子はテレビ観戦。

2004.2.9
マハロ菊池

No.1098

やっぱり2月は寒いですな。で、11月の女子は高橋選手が走るんで、国立競技場まで見に行ったんですけど、男子はいいや、テレビで観れば。先週私も新宿シティで走ったばかりだしね。
2月8日アテネオリンピックの男子マラソン代表の座を賭けて12時10分スタート。

この東京国際マラソンですが一般のランナーが参加するには、
1.年齢が満19歳以上
2.マラソン2時間30分以内、30kmロードレースで1時間42分以内、ハーフマラソン1時間10分以内の記録のいずれかを日本陸連の公認競技会で約2年以内に出したもの
である必要があります。
で、人数は300人を限度にするそうです。
これはなかなか厳しい参加資格ですね。私にはとうてい無理だな。

あれれ、そういえば男子に限定するっていう表記がないなあ。
これは元々マラソンを女子が走ることが禁止されていて、ボストンマラソンで女子の参加が認められたのが1973年。日本国内ではキャンディーズが解散した1978年の4月16日に多摩湖畔で、実は世界で初めて女子のみのマラソンが参加者49名で行われ、1979年から東京国際女子マラソンが始まったそうで、だから東京国際マラソンには男子に限るとか参加資格に表記が元々なかっただけですかね。でも、東京国際マラソンは第1回大会が1981年なんで、実は東京国際女子より後だったりしてるしなあ。ていうことは女性はエントリーしないっていう紳士協定(淑女協定?)でもあるんでしょうかね。

ちなみに女子マラソンがオリンピック競技として行われるようになったのは1984年のロサンゼルスオリンピックからで、日本からは佐々木七恵選手が出場しておりますね。(アンデルセン選手がフラフラになりながらゴールしたあの女子マラソンです。)
女子のマラソンが禁止されていたのは、マラソンなんて婦女子には危険な野蛮なスポーツでしょうよっていう当時の常識的配慮からだったそうですが、そう考えると随分世の中変わったんだなあ。ホノルルマラソンなんか日本からの参加者は女子の方が多くみえるくらいだし、当会だって30名中12人は女子、さらに100k走ろうっていう人までいるわけだからねえ。

なんて女子マラソンのことを考えながらテレビで男子マラソンを観てるんですが、そういえば野口みずき選手は1978年7月生れか。つまり世界で初めて女子マラソンが行われた年に生まれて、1896年アテネで初めて行われたオリンピックオリジナルコースで行われる初めての女子マラソンを走るわけだ。なんか面白いことになりそうな予感。頑張ってください。

それにしても、エリック・ワイナイナはもうチャンピオンの貫録っていうか、ゆるがないね。2003年の北海道マラソンでも思ったけど、全然無理しないで走ってるようにしか見えないんですけど、速いよね。。。ああでも今日はさすがに周りがさらに速い。遅れだしました。こうなるとやっぱジェンガ選手ですね。

レース終了。男子の代表選考もまた難しくなってきましたね。
さて、私もジム行って、今日はワイナイナになった気分で、たらたらゆるがない感じで走ってこよう。
うーん、参加資格がいる大会って出てみたいなあ。ちなみに北海道マラソンはフルで4時間切れば出れるんだな。

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四谷の坂はしのいだが、きたきた、やっぱりジェンガ選手来たねー。


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ゴールシーン。優勝ジェンガ選手。初優勝。インタビューでは感極まっておりました。次はアテネだ。


更新:2004.2.20
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