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ロケットマラソンレポート その2
コース下見と大会運営について

2004.3.31
アウトリガー沖田

No.1109

朝、さてジョギングでもしようかと散歩中に陸上競技場を発見。なかなか良さそうなグラウンドなのでここをホームコースにする。南種子町はウォーキングブームらしく、けっこう人が歩いてます、が走ってるのが自分だけで少し気恥ずかしいなぁ。

ひるめしの後で、コース下見のドライブに。南種子町からスタート地点まで約30キロ、けっこう遠い。大会ホームページに掲載の地図(なんでまた PDF を自己解凍の EXE にしてあるんだ?)を見ながらアップダウンを確かめる。

スタートしてすぐの上りは大丈夫そうだけど、その後12キロ地点付近からの峠越えが厳しいな〜。坂というか、ハーフ地点までがず〜〜っと登り坂という印象。それを過ぎたら、ガーッと下って、35キロ地点から一気に100メートルぐらいをまた登って下る。で、41キロ地点からゴールへが30メートルぐらいの上り坂。いやこれ、むちゃくちゃなコースですよ。種子島という所は、隣の屋久島と違ってフラットな島で、という話を結構耳にしたのですがそれは大ウソです。この時点で、初フルでサブ4達成は厳しいかな、と目標を4時間30分に下方修正。

この大会は完全なワンウェイコースなので、スタート地点とゴール地点が40キロ以上離れているんですね。当たり前ですが。そこで思うのが「スタート地点にはどうやって行くか?」「ゴールから宿までどうやって戻るか?」の2つの疑問なのでした。そういうのって、ナンバーカードと一緒に送られる大会要項とか大会ホームページに書いてありそうなもんですが、一切ありません、うはは。

答えを明かすと、大会当日の早朝は島内主要ポイントに設けられたバス停に無料バスが来て選手をピックアップしてくれるんです。でフル/ハーフのスタートまで運んでくれる。帰りはというとゴール地点の宇宙センターから島内に向けて(それも飛行機や客船の就航時間に合わせて)無料バスがピストン輸送してくれるんですね。この事実をどうやって知ったかというと、ゴール地点の下見に行ったらバスの案内看板があって、それでわかったのね。

段取りとか手配という面じゃこのロケットマラソン、万全なんですよ。第十七回ということで主催者側のノウハウもかなりあるみたいだし。でもね〜、それを告知するとかアナウンスするという部分がど〜も足りないんだよなぁ、惜しいことに。主催者側的には「馴染みのお客さんばかりだし、無料バスとか、そーゆーの特に説明しなくてもいっかな〜」なんて感じなのかも。もしくは、南の男は無骨で不器用だから多くを語らない、とか。

しかし初めての参加者としては情報が少なくてちょっと不安になっちゃうですよ。かといってそういうのいちいち電話で聞くのも気が引けるしなぁ。ま、こうして記事に残すことで、来年以降参加してみたいって人のお役に少しでも立てればうれしいですね。この大会、チャンピオンチップ計測でさらにゴール直後にタイムをメール送信するサービスも実施しているんですが、ゴール後すぐに完走証を手渡ししてくれるとか、インターネットでの記録検索サービスもあるとは知らなかったなぁ。http://www.timekeeper.tv/marathon/index.htm からアクセス可能なんですが、これも知らない人、多いだろうな。

この作文を読んだ、ちょっと興味持ってるそこのあなたっ、この大会、エントリーして前の日までに島に着いちゃえば何とかなります。南種子町に泊まって、スタート当日の朝6時30分に「トレーニングセンター」バス停までくれば大丈夫です。初めてでも安心して参加できることを保証しますので、ぜひ種子島を訪れてください。たのしいから。

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上ー陸上競技場。芝のはげ具合が、ウォーキング熱の盛んさを物語ります。
中ー35キロ過ぎの峠にかかる橋。キツそうだ〜。
下ーロケットマラソンの高低差図。100メートルの上り下りを2回。参考に青梅マラソンの高低差図も載せてみました。


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上ーナンバーカード引換証。情報はこれだけ。
中ー南種子町、臨時バス停の看板。こんな感じでバスが出ます。
下ーゴールの宇宙センターのバス停。


更新:2004.3.31
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