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セグウェイ通勤する
未来は来るのか?

2004.4.12
マハロ菊池

No.1113

話が前後いたしますが、4月3日の土曜日はいい天気だったんで、久しぶりに朝の鍛練を休んで子供を連れて鬼怒川・日光方面に行ってきました。ま、春休みには1日ぐらいお子様を遊びに連れていかんとね。で、この鬼怒川方面には、来てちょんまげの日光江戸村とか猿軍団とか、なかなかユニークなノリのアミューズメント施設が多いのですが、今回はウエスタン村というやつに行ってきました。なんと人知れず地道に開園30周年だそうです。で、1500円の入場料がコンビニのチケット販売機で買うと1000円で蒸気機関車の乗車券付きだし、駐車代もかからないので東京ディズニーランドの高級な価格設定に慣らされてる身にはなんか安い気がして、それなりの遊園地なんだろうなあとあまり期待せずに行ってみたわけです。

んで、予想通りのまったりした手作り感いっぱいのテーマパークでありました。ディズニーシーの1秒の狂いもないコンピュータ制御のきらびやかなアトラクションとは違う、私が子供の頃のユネスコ村みたいな感じである。決して悪い意味でなく、こういう感じって今になってみるとかえってのんびりできるなあと思った次第であります。
で、偽物のウエスタン感漂う園内をふらふらしてると、なぜか本物のT型フォードやレイモンド・ローウィのデザインしたクラシックカーなどが展示されてたりして、その展示の先の広場にはセグウェイ(ジンジャー)が数台、早くも遊具となってひっそりと活躍しておりました。世紀の発明に5分500円で乗れます。

日光東照宮のご近所に20世紀を代表する人類最初の大衆車T型フォードと21世紀の最新の乗り物セグウェイが隣り合わせの場所にあるなんとも不思議な空間。で、それを見ている、近ごろやっと自分の足で走ることを覚えたマラソンおやじ一人。で、馬に乗った保安官が通り過ぎる。うーん、ウエスタン村はバック・トゥー・ザ・フューチャー的異次元空間だなあ。さすがTDL より10年老舗だね。

ちなみにセグウェイの最高速度は時速20kmだそうで、ちょうどエリートランナーと良い勝負ですね。1回の充電で8時間走れるそうなんでたぶんウルトラにも判走可。でも、白バイの代わりにセグウェイで先導されたら走るのばかばかしくなるかもね。目の前にただ立ってるだけの人が一所懸命走ってる人より速く進むわけですから。

それにしても、人類の移動手段って科学技術の進歩とともにますます便利に進化していくんでしょうけど、逆に自分の足で歩いたり走ったりすることの価値や意義が見直される時代に来てるような気がするなあ。T型フォードとセグウェイを交互に見ながらそんなことを考えてしまうウエスタン村でありました。
ついでにバック・トゥー・ザ・フューチャーに出てきた空飛ぶDS(ビフのタクシーだった奴ね)を早くシトロエンが市販してくれないかなあ。できればワーゲンみたいにiPodをおまけでつけてねなんてことも考えてしまいましたよ。

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ウエスタン村のシンボル。園内ではなぜかマス釣りもできます。良く訓練されたマス君達のおかげで、ここに来ればどんな素人でも5分で釣名人、釣キチ三平気分。


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日光といえば湯葉ですね。東照宮近辺で生湯葉食べて帰りました。写真は湯葉づくし御膳。秋の紅葉シーズンは大変混雑しますが、4月頭の日光はスイスイ空いてて超お奨めですね。


更新:2004.4.12
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