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ロケットマラソンレポート その4
レース前半

2004.4.14
アウトリガー沖田

No.1114

当日朝、心配された雨は降ってなくひと安心。朝食にあんぱんや島内で穫れたバナナを食べて、バス乗り場へ。大型観光バス3台でスタート地点へ向かう。まっすぐ向かうと50分ぐらいで着くのですが、島内各所を廻ってランナーをピックアップするので、スタート地点に着いたのは7時50分。海水浴場の駐車場にテントが設営してあります。前日受付済みなので、全員必須の健康診断へ、といっても血圧測定だけでしたが。その後いつも通りの、着替えとトイレとアップ。200人足らずの参加者なので、トイレや更衣所の混雑とは無縁でいいですね。スタート地点をバックに記念撮影を頼まれたり、パーティでお会いした佐賀の女性グループと話しているうちにいよいよスタートの午前9時。

大会会長の号砲に続いて、古式ゆかしき装束のおじさん達による火縄銃の音。その後、花火が3、4発と、なんともにぎやかなスタートでした。ちなみにスタート地点にはチップのセンサーマットは無しです、この人数じゃあたりまえか。あっという間に縦長になって、1Kmの入りは5:25。足が軽いかな、なかなかいい感じ、と最初のスポンジテーブル7.5Kmまでこのペースで進む事にする。3時間30分のペースメーカー集団はあっというまに向こうへ行っちゃったけど、まだ見えてるもんな。

風よけに南種子町指定ごみ袋を着て走ったんですが、屋久島から毎年参加しているランナーに「地元の人?」と声をかけられる。いかにこのコースがタフか、とかそんな話をしながら1キロほど並走。走ると結構暑いですね、風よけもいらないし、ドライTシャツじゃなくランシャツでも良かったな。

初めての海沿いのレースでしたが、その眺めの良さに感動しまくり。集落では、一家総出で声援してくれるのが心からうれしい。おばあちゃん、子供たち、漁師のおじさん、畑仕事の手を休めて応援してくれる皆さんに、できるだけ手を振ってありがとうと声をかけながら進む。声援を受けるとどうもペースが上がるよな。キロ5分ちょいで来ちゃったけどちょっと速いかな。10Km地点で51:10。

公道は基本的に片側規制なんですが、対面の交通量が少ないので後ろから自動車がけっこうランナーを追い抜いていくんですね。で、追い抜きざまに「がんばれー」と声が掛かります。そういう微笑ましいのは良いんですが、でかいトラックも割に多いです。どうもサトウキビの収穫時期みたいで、いっぱいのサトウキビを積んだトラックがランナーを追い抜いて行く。この先に製糖工場があるんだな。

ハーフポイントまではずっと上り坂。坂の一番きつい区間でキロ6:15があったけど、それ以外は5:20平均で押す。かなり順調。沿道の声援に応える余裕もまだまだ。でもなんか笑ってるんだよな、うーんなんでだろう、なんて思いながら走っているとひたひた足音が。隣を見たら、ををロケットマンだ。それで観客が笑ってたのか〜。ガンバです、と声を交わしロケットマンはあっという間に見えなくなったのでした。さすがロケット。つうか、仮装の人って速いよね、そう思いません?

種子島空港のある中種子町中心部は、さすがに沿道の声援も多く、みんな手に新聞社の小旗を持っている。すげー、ほんとのマラソンみたいだ。道路側の窓をあけて、家の軒先から応援する人もいる。横着なやっちゃ。ここで初めての私設エイドを発見、お茶やドリンク、おおオレンジがあるぞ。思わず手が伸びる。うまい、むちゃくちゃ美味い、すっぱさが体に染み渡るね、こりゃいい。20Kmを1:45:02、ハーフを1:51:12で通過。去年秋の初ハーフは、このタイムで走って死んでたもんなぁ。

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上ー15キロぐらいかな。まだまだ余裕が感じられます。ランナーもたくさんいるし。
下ーハーフ過ぎ。さみしい絵だ〜。


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ロケットマン。本物と同配色なところがgood。


更新:2004.4.14
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