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こいつはキツイぞ!
高尾山-陣馬山往復トレイルラン

2004.8.11
マハロ菊池

No.1147

アロハさんに誘われて、WAU<http://happy.ap.teacup.com/withandalwaysurc/>の方と合計5名で高尾山から陣馬山の往復トレイルランニングに行ってきました。当代走会でも9月に高尾山トレイルランニング大会をやろうと言ってはいたものの、私は1回も高尾山に登ったこともなく、行ったことのないところの企画は出来ないので、どんな所なんだか下見を兼ねて行ってみました。

早起きなので9時集合なのに朝8時に京王線高尾山口駅に到着。電車から出たとたんに木々の良い匂いがする。で、いい気分で、妙に充実した駅の売店でおにぎりでも買うかなと思ったら財布がない。新宿駅で切符を買うときにはあったので、たぶん電車で座っててポケットからずり出てしまって座席に落としたものと思い駅員さんに一応届ける。京王線の駅員の皆さんはとても親切で、京王線全駅に黒い二つ折りの財布の捜索願いを手配してくれました。アロハさんにお金を借りて気を取り直して予定通り9時にまずは高尾山山頂を目指し稲荷山コースという未舗装路を走り登る。ああ、山登りって感じのコースだなあ。木の根っこや岩が露出しております。皆さん普通歩いて登るんですよね。でも今日はガンガン走って登っております。汗がどんどん吹き出てきます。で、そんな坂道がずーっと続くのでした。まさに「ファイト一発」な世界。さすがに公園やトレッドミル中心で鍛練してる身にはきついコースだ。

それでも高尾山山頂までは無事到着。これだけでも相当疲れます。で、さらに城山-小仏峠-影信山と走ります。ちなみに高尾山-陣馬山は登山だと7時間コースだそうです。そこを私たちは往復走るわけですね。前日の雨で所々滑りやすくなっており注意して走る。こけたら怪我しますしね。この辺まではなんとか皆さんにくっついて走っていましたが往路最後の陣馬山到着あたりでは、さすがに上りで私の足が止まりだす。やはり山道の登りはきついなあ。陣馬山の茶屋でしばし休憩後復路です。ああ、今やっと来た道をまた戻るのね。復路は基本的に下りなので多少は楽ですが、疲労はズンズンたまっていくので段々筋肉がきつくなってきます。財布のことが頭から離れず、β-エンドルフィンの出も悪いなあ。そして復路途中からは私の体力だと鍛練を越えて修業の領域になってまいりました。途中で左足のハムストリング側がピキキッとつったり、右のふくらはぎにもきたりして、無理せず歩きに変更。下りはゆっくり走り、上りは無理せず歩くことで、高尾山に戻ってからはほとんど下りなのでなんとか復活してスタート地点まで無事帰還。ああ、危なかったあ。私だけだったら遭難する所でしたね。

山道は経験豊富な人と行かないとアブナイですね。今回はアロハさんと富士登山競争も完走しているもんきちさん<http://yellow.ap.teacup.com/monkichi/>が先頭と最後尾になることで非常に安全な行程でありましたが、一人で行くとしたら相当余裕をもった行程で行かないと、もし何かあったらどうにもなりませんなあ。まあ、その前に財布は落さないようにしないとね、大人なんだから。

帰りに97%諦めつつも京王線新宿駅で財布が届いてないか聞いてみると、桜上水にそれらしき物体が届いているとのこと。おおおぉ、ミラクル。すぐ引き返して財布も無事帰還いたしました。うーん、日本も捨てたもんじゃないと思える色々充実した1日でありました。

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高尾山の登山口附近。手打ちそば屋さんやお土産屋さんが軒を連ねる。登山道は色々ある。高尾山に関しては<http://www.takaosan.com/>が詳しい。


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陣馬山頂上で記念撮影。ちょっとシュールな白馬の像。
茶屋で食べたスイカやトマトがおいしかったですね。


更新:2004.8.11
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