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2004えちご・くびき野100kマラソン
その2●宿からスタート会場

2004.11.2
ヒロ児玉

No.1162

宿に帰ってからは、トランジット2ヶ所(47.4k&78.6k)とゴール地点に預ける荷物の準備。後半風雨が強くなってくることが予想されるので、第2トランジットの荷物には、交換用のシューズと厚手のウインドブレーカー、長袖シャツ、防水仕様の手袋を入れることにする。「ここまでたどり着かないと無用の作業になってしまうなー」と思いながら、色分けされたザックに放り込んで早めに就寝。でも、緊張しているのか?なかなか寝付けない。

スタート当日午前3時に起床。外はかなりの雨音で暗い気分になる。宿のご主人の好意で、早朝にもかかわらず朝食を用意してくれることになった。コンビニの冷たいおにぎりより、温かいご飯と味噌汁が嬉しい。食堂で朝食を一緒にさせてもらったのは、徳島県から来られた夫婦のランナーと神戸のベテランランナー。徳島のお母さんは気さくで元気印100%のウルトラウーマン。「ウルトラ完走するには最後まで気持ちが切れたらあかんでー!」って気合を入れられる。神戸のランナーはUM連続完走12回の猛者。1年の内、春と秋の2回UMにチャレンジして同じ大会には出ないとのこと。あと6〜7年かけて全国のウルトラマラソンを制覇するらしい。いろいろな人生の楽しみ方があるもんだ。今年の春は萩往還250kを完踏され、ここは2年前に参加予定で出れなかったので再挑戦。

この方もいろいろ完走へのノウハウを親切にアドバイスしてくれる。足に豆が出来て潰れると気持ちが萎えて完走は難しいので、シューズ選びは慎重に。エイドやトランジットでは、休み過ぎると体が冷えて走れなくなるから注意するように。神戸のランナーはエイドのロスタイムは3分以内、トランジットでは5分以内と決めているらしい。私はそんな短時間でたぶん疲労は回復しないだろう。今回は、タイムは気にせず時間内完走を目標にする。平坦なコースでは絶対歩かない。傾斜きつい上りは攻めの歩きで体力温存するつもり。

CW−Xの半袖Tシャツにロングタイツ、防水仕様のキャップに半透明の超軽量ウインドブレーカーのいでたち。ウエストポーチにはデジカメ・携帯・胃薬・小銭・バンテリン・ハンドタオル等を入れて、スタート会場行きのシャトルバスに乗り込む。かなり激しい雨が降っているが、戦闘モードで気分は高揚してくる。

シャトルバスで同席した方は、埼玉県の上尾から参戦のウルトラ歴5年のランナー。
2年前にここを走られたと聞いてコース情報を収集する。「峠は苦しむから覚悟した方がいいよ」って笑いながら言われる。会場に入ると開催との朗報にほっとする。外は雨だけど、インドア会場なので濡れないで助かる。トランジットやゴール地点の荷物を預けてストレッチ&トイレタイム。完走予想タイム13時間台の一番最後尾のプラカード前に並ぶ。

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上:トランジット及びゴールに預ける荷物を、色分けされたザックに入れてスタート会場に持って行く。
下:スタート会場のリージョンプラザ上越屋内体育館。朝早いがランナーは思い思いにスタート準備をしているところ。


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上:ストレッチ&トイレも終わりスタート準備万端。だんだん気合が入って高アドレナリン状態。
下:完走予定タイム13時間の最後尾のプラカード前に並ぶ。


更新:2004.11.2
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