行きたがる体をなだめながら、フラットな田園地帯をまずまずのペースで走り抜け、
いよいよ山間部の峠越コースへと入って行く。32kのレストエイドで、おぼろ豆腐汁とコシヒカリのおにぎりでエネルギー補給。おぼろ豆腐は胃に優しくて美味い。胃腸の調子も問題なく食欲おう盛だが、食べすぎの感じもするかな。ウルトラは長丁場なので、最初からこまめに補給が肝心だしエイドが楽しみでもある。
急坂の上り口付近に「牧村フレッシュガールズ」の大応援団が、「いけいけランナー♪ファイトだランナー♪」と息の合った見事なかけ声で応援してくれて、ファイトが湧いてくる。でも、元フレッシュな方もいたかな。写真撮っていると、地元のTV局のカメラマンからインタビューを受ける。勿論走りながら。
第1峠は1番標高が高く距離も長い。事前に峠攻略対策で、奥武蔵クロカンコースや高尾山トレイルランで、アップダウンを経験したのが良かったのか?上りはゆっくりペースではあるが快調に走れる。付け焼き刃の練習で、自分の走力が飛躍的に向上する訳はないのだけれど、なんだか錯覚している自分がいる。その後、第3峠までの上りは全て無理して走ってしまい、結果的に後で大変苦しむことになる。