11月の良く晴れた秋晴れの中、西立川の昭和記念公園で読売・報知・ランナーズ主催の駅伝大会に参加してきました。この昭和記念公園っていうのも光ケ丘公園や代々木公園同様、戦後は米軍関連施設だった所ですね。その前は日本陸軍の立川飛行場であったようです。なにやらそういうところがどういう因縁なのかランニング大会には適した場所になっておりますね。まあ、広いからってことでしょうけどね。

ちなみにこの公園の東側には陸上自衛隊の立川駐屯地があって、その滑走路を利用して箱根駅伝の予選会が行われたりします。また、その北側には立川広域防災基地というこれもまたかなり広い敷地を有した施設があり、東京で大規模な震災が発生し、官邸、内閣府、防衛庁のいずれもが被災し機能が失われたときには、この場所が国の災害応急対策活動の中核拠点（災害対策本部）となるそうで、そのため関係する内閣府、国土交通省、警視庁、海上保安庁、東京消防庁、日本赤十字などの施設が集中しております。もし東京で神戸や新潟並の大地震が起こったら・・というか周期的にもう何時起きてもおかしくないよな〜って、小松左京の日本沈没を小学生の頃観て育ったため、太平洋プレート、マントル対流等に無駄に詳しい世代は思ってるんですけど、今日はその時が来たら活躍するであろう施設の横で楽しく駅伝大会であります。
日本沈没のあらすじと陸地が沈むしくみは<http://www.eps.s.u-tokyo.ac.jp/jp/guidance/solid/miura2.html>などでどうぞ。

で、今回は当会からもα、β、γとウルトラホーク1号<http://www.bit-craft.net/ultra_hawk_1.htm>みたいに3チームが参加し、まずは女子γチームがショートの12kmを爆走。正式タイムはまだ分かりませんがほぼ1時間位だったと思います。つまり時速12km、キロ5分ペースですね。駅伝の面白さは、普段はゆっくり走ってても、団体競技だと思うと、自分の所でタイムを悪くするわけにはいかず、頑張って走ってしまう所にありますね。小さな責任感というか、フォア・ザ・チームであります。結果としてマラソンに向けての良い練習になります。まあ距離短いですけど、なかなか1kmや3km、5kmのタイムトライアルを一人でやるのって辛いですから、良い機会になると思いますね。

さて、次はロング23kmの部で代走会から2チームとアロハさんのW&Aチームが1チーム参加して同じく爆走。トップチームはケニアの選手を揃えて国際千葉駅伝みたいなすごいスピードでした。こういう速い人の走りが間近で見られるのも良いところですね。私たちαチームはたぶん1時間40分は切ったかな〜くらいのタイムでありました。正式タイムは分かり次第御連絡いたします。というか<http://record.runnet.jp>で公開されるはずです。

ま、こういう駅伝に参加するのはタイムうんぬんというよりも、走った後でお疲れさま大会を行なうことが楽しみでありますね。走る楽しさというのはなかなか走ってない人には理解されないので、普段職場ではマラソンを走る変人とか変態ウルトラおやじ扱いされている方も走る話題で存分盛り上がれるのが良いところでしょうね。

今回は参加チーム数が多く非常に混雑した大会でしたが、次回は来年4月のふれあい赤羽駅伝に今年に引き続き参加したいと思っております。赤羽は参加チーム数も100チーム程度で応援のしがいがある大会です。参加費も安いし、駅伝未経験の方は是非1回参加してみてください。結構楽しいんですよ、駅伝。