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陣馬山登山競走応援記

2004.11.19
アロハ幸満

No.1168

2004年11月14日(日)に開催された第4回かながわ国体記念陣馬山登山競走に、ホロさんがエントリーしていると聞き、それならば応援に行くしかないとJR藤野駅に向かった。陣馬山は、私の練習聖地なので自然と足も軽い。コースは、ゴールとスタート地点である吉野イベントパークを、9時30分にスタートして、明王峠まで一気に駆け登る。その峠を左折して縦走路を過ぎると陣馬山が現れる。そのまま一ノ尾根を下り落合地区で第二関門となる。給水後、息を整えて舗装された栃谷林道を上る。紅葉の木々の中をランナーは、最後の第三関門まで辛いアップダウンを繰り返しながら、長い坂道を耐えなければならない。第三関門を通過すると、登ってきた林道を下ることになる。後は舗装道路に出るとゴールである吉野パークまでは近い。走行距離23kmを約500名の選手が参加。私は、スタート時間までには間に合わないので、第二関門で待つことにした。

JR藤野駅から紅葉が映る沢井川に沿ってjoggingを楽しむ。落合地区に着くと数名の係員が、手持ち無沙汰で立ちばなしをしていた。私と目線が合うと、ご苦労様と言葉をかけた。トップの選手が来るまでには約10分程だと係員から教えて頂いた。暫く大会の事で雑談していると先頭を走る選手が下りて来た。そのまま上りの栃谷林道の中に消えていった。私も彼を追うことにした。リックの中にビール6缶と着替え等が入っている。膨らんだリックは、見た目通りに重かった。後続の選手を気にしながら、坂道を上る。そして言葉が出ないほどの疲労困憊した選手達を励ます。マイペース!マイペース!と一人一人の選手に声をかける。

30分後小さなホロさんの姿を発見!いつものロングタイツとロングシャツであったから遠目にもすぐに分かる。手を挙げてお疲れ様!と声をかけると私だと気がついたらしく引き釣った笑顔で応えてくれた。走りにはまだまだ余裕を感じる。もしかしたら2時間を切る記録が期待させる?私も追うことにした。追い抜かれる選手にエールを送りながら、最終関門を通過する。途中までは山々の紅葉に目が奪われて選手の足音のみがこだましていた。

ゴール会場を急ぐ私のリックから携帯電話のコール音に気付く。立ち止りリックを開けて耳元に当てるとホロさんだ!内容は私の位置確認のようだ。私は今そこに冷えたビールを持って行くことを伝えた。にゃり・・・とした笑顔が浮かぶ。会場にはホロさんがお土産の白菜・大根・ゆず等を紙袋をぶら下げて待っていた。なんだか違和感を感じられないのは不思議だ。温かいお汁を一杯頂く。

記録は以下の通りでした。ホロさん2時間22分、関根さん2時間54分、飯高さん2時間51分 ちなみに41〜49歳部門のトップは1時間58分である。

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上左:坂道を上るランナー
上右:坂道は辛い!
中左:第二給水所 先頭集団が現れる。
中右:第二給水所のガール図
下左:林道風景
下右:林道を下るランナーの残像


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上左:ホロさん!発見
上右:第三給水所画像
下左:栃谷林道の中に消えて行くホロさん
下右:ゴール後の二人の絵


更新:2004.11.19
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