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冬はつとめてで、
朝日に向かって走る。

2004.12.16
マハロ菊池

No.1177

近ごろ思うんですけど、せっかくの休日の朝飯前に、日の出前から寒い中、2時間も3時間も、たらたら走ってるていうのは、走らない人から見れば、随分ばかばかしい行為ですが、単純に脳内にβ-エンドルフィンが出て、「ランニングハイ」になって楽しいというわけでもないんではないでしょうかね。だって、フルマラソンだって最後の5kはやはり辛いし、ウルトラなんか相当痛いの我慢してみなさん走ってるみたいですからね。
ある程度の心拍数を維持する LSD的ランニングには自我が身体行動を通して大脳に働き掛ける秘密がなにかあるような気がしてなりませんね。

人間はオギャーと泣きながらこの世に生まれてくるときには180拍以上の高い心拍数で生まれてくるそうで、また、新生児は心肺が未発達なので、安静時も120〜140拍位の高心拍数なんだそうです。

で、週末たらたら走ってて思うんですけど、2〜3時間もそんな乳幼児の頃に近い高心拍数を維持する行為って、新生児だった頃に発していたなんらかの信号を疑似的に大脳に送り付けることによって、細胞レベルで新陳代謝の活性化が起きるとか、特殊な細胞分裂を引き起こすとか、身体に有効な隠れた何かがあるんじゃなかろうか、なんて気がしてきたりするんであります。走ってる人は肌がキレイとか、若く見えるとかいわれますが、私としては、できれば頭皮の毛母細胞に働き掛けていただきたいものであります。

そんなことを考えながら、石神井から笹目通りを荒川河川敷へ。そして彩湖を1周して帰ってくるとほぼ3時間。シャワーを浴びて朝食を食べると非常にスッキリいい気分であります。で、ちょっと経ってふと我に帰ると、やっぱ3時間は長いよなーって思うんですが、世の中には毎日4時間走ってる人や2日連続でウルトラマラソンする人とか、毎週フルを走ってるとか、もっと変な人たちがいっぱいいることに気付いたので、自分はまだまだ普通だと思ってる次第であります。よかった、良かった。

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彩湖から見た、朝の幸魂大橋。
静かに今日が生まれるって感じですなあ。


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荒川の川面を朝霧が覆って、遠くに富士が見えるの図。
朝走るのは良いなあと感じる瞬間ですね。

上の人工的な橋梁のデザインと富士山のスタイルの偶然的な一致。富士山をスケルトンにしましたって感じだなあ。


更新:2004.12.16
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