困りました。意を決して青梅マラソン参戦をカミングアウトしたものの、年明けから左膝が不調で、怖くて長い距離を走れません。唯一20k以上走った新宿ハーフでは、控えめの目標のつもりだった1時間58分切りができず、2時間オーバーでした。「で、青梅のゼッケン番号は？」「YのXXXです。」「サイアクだね。スタートラインまで最低5分はかかるな。」ギョ。坂の多い武相マラソン15kmで、私は1時間40分かかっております。あぁ、制限時間の3時間半以内（実質3時間25分以内）ではたしてゴールに辿り着けるのでしょうか。。。

こんなときは、神頼み！ってことで、梅つながりで梅祭り開催中の湯島天神に完走祈願にいってみることにしました。出勤前にひとっ走り、朝湯で有名な「燕湯」にも寄ってしまおう（ほんとうはこっちがメインだったりして。。。）というプランです。

5時半起床、ここまではすんなり。6時には家を出るぞ。。。と思ってるうちに6時30分をまわり、すっかり明るくなってからようやく出発、まずは荷物を預けに、御徒町の燕湯を目指します。番台のおじさんに「1時間ほどその辺走ってきま〜す！」と言い残して表へ。早朝の静かな下町を、方向間違えて秋葉原に出ちゃったりしながらも湯島天神へ。

梅は、まだ２分咲きと行ったところでしょうか。週末や夜はにぎやかなのでしょうが、もちろん朝なので、からっぽの屋台が並んでいるだけです。こぼれんばかりに釣り下げられた合格祈願の絵馬を背に、完走祈願。私、出身が福岡でしで、道真公にはずいぶんお世話になってます。おっと、お賽銭用の小銭を忘れました。今日のところは気持ちだけで。

神社を囲むのは、男坂、女坂、夫婦坂、石川啄木ゆかりの切通坂と、階段やら坂やら上り下りし放題です。けっこういいトレーニングになるかもしれません。せっかくなので、上野公園にも足を伸ばしてみることにします。

道路工事のおじさんたちのラジオ体操を横目に上野公園の桜並木（もちろん咲いてませんが）を走りました。外周走ると結構なボリュームになりそうですが、仕事に行かなきゃいけないし、そろそろお風呂に入りたいしで軽めに切り上げました。

そして念願の朝風呂。湯船は小ぶりながら、壁一面の溶岩から溢れ出る岩風呂です。お湯が熱いのでも有名なこのお銭湯、噂通り、「アツッゥ！！！」
国立競技場のぬるめのお風呂に慣れた身では、とても一度では入れません。出たり入ったりしながら5回目くらいでやっと肩までつかります。長湯はできませんが、出勤前に「シャキーン！」結構イイかもしれません。