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登ったら下り、でも、また登る。
第12回奥武蔵ウルトラマラソン--下

2005.8.18
マハロ菊池

No.1245

7月に試走に来て、どんなコースだかは分かっていたので、私個人は初参加だし、のんびりと往路の登りは無理せず歩いて登り、下りは普通にたらたら走るという作戦だったので、非常にお気楽な、レースというよりはエイド付のLSD大会みたいなノリでありました。

すべてのエイドに立ちよっては、水分は3杯くらい、塩をスイカやおにぎりに多めに、これでもかぁと付けて食べました。おかげで足がつったりしなかったようです。トイレには何度も行かなければなりませんでしたけどね。熱中症になるよりは良いでしょう。ただ、水だけ過剰に多くとるといけないそうですよ。
折り返し地点には名物のビキニのおねいさんがいて頭から水をかけてもらえます。かき氷もここにしかありませんから食べましょう。

往路が登り地獄な分、帰りは下りが主になるので多少は楽です。ただ、さすがに長いので、走ってる皆さんの隆起した、静脈の浮いたふくらはぎとかをみていると、なんか飛脚の職能訓練のような気分になってきますね。本当に血管切れない程度に頑張りましょうね。それにしても、よくまあ走りますなあ75kmも、って私も走ってるんですけどね。やっぱフルマラソンくらいの距離が私には丁度いいですね。長すぎると編集の悪い映画を見てるような気分になってきますよ。

そうして、ちょっと楽をしすぎてしまった感じで70kmまで来ましたが、残りの5kmはもう登り坂がないのでペースアップしました。残り少しのところにマヒナドールさんが応援に来てくれていましたが、10時間切れるかどうかの丁度ギリギリのタイムになっていたので止まらず走らせていただきましたよ。最後に余力が残っていると楽しいですね。フルもこれくらい余裕を残して走ってみたいものです。

75kmで平坦な場所がほとんどない坂道だらけのコースなので大変ではありますが、山なので8月の割には涼しく走れます。東京の近場でちょっと長めの鍛練がしたい場合、オススメだと思います。本気で全部走ると相当タフなコースだとは思いますが、時間内完走(11時間)を目指すのであればお気楽であります。登りは全部歩いてしまえばフルを走るよりもダメージは少ないです。ま、なんにしろ長いですけどね。

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上:コースはだいたいこんな感じ。
センターラインのない峠道ってやつですね。
下:コースから見える山並み。冬の朝とかに来たら、きっとすごく遠くまでキレイに見えるんでしょうね。来ないけど。


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折り返し地点の平和なエイド風景。


更新:2005.8.18
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