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望郷の成田POPラン

2005.11.11
zaki

No.1285

いちおう中学・高校と陸上部で中長距離をやっていたのですが、地元開催のこの大会には縁がなく、今回が初参加となりました。

前日にひとり帰省したのですが、うっかり前もってなんの連絡もせずに突然帰ったため、帰ったとたん親父の第一声が「なんだおめぇ、嫁に追んだされたのか?」・・・っておい!(怒)会場まで車で15分くらいだから7時くらいまでは寝てられるなぁと思っていたのですが、寒さで5時過ぎには目が覚めてしまいました。関東でも田舎の明け方は結構冷え込みます。

身長が174cmで体重がいまだ70kg前後でやや重の私は、少しでも軽量のほうが記録がでやすいのではと錯覚しており、一週間前の手賀沼エコマラソンでは朝食バナナ2本で挑み、残り4kmでガス欠、手足の指先にしびれが生じ失速という結果となりました。その経験を踏まえ、今回はご飯2杯に味噌汁、漬物等の日本の朝食ってやつをしっかりとり、さらに会場に向かう途中で「ファイトゥ!一ッパーツ!リポビタンD!」を服用(ドーピング?)

会場となる成田市中台運動公園はJR成田駅西口から徒歩10分くらいで成田ニュータウンと呼ばれる住宅地の中にあります。高校卒業以来15年ぶりに訪れたので思い出に浸りながら(というよりはぼぉ〜と)ヨヨT着てアップをしていると「代々木RCの方ですよね?」と声をかけられる。はっとして顔をあげると「オクトーバーランの鉄人」ホアロハこじろうさんでした。トラック数周アップにお付き合いくださり、応援エールもいただき気合が入ったところでいよいよスタートです。

スタート時点での天候は曇り、気温18℃、乾燥もしておらず、絶好の「マラソン日和」ハーフのコースは最初と最後の5kmは住宅地を、間の10kmは田園地帯を走るもので比較的平坦なコースなのですが、住宅地と田園地帯の境界あたりに高低差があり、15kmあたりに結構きつい登りが待ち受けています。手賀沼の疲れが抜けきっていない感がありましたが、90分切りを目標にキロあたり4分15秒のペースに設定しスタート。
が、最初の2kmを周りの猛者達につられてキロ4分を切るハイペースで入ってしまうし、3km地点ではコース横の畑で農家のおやじが焚き火をしていて煙いしで、早々にキツくなってしまう。
「あ〜、今日はダミだぁ〜」と早々にあきらめモードだったのですが、夏場の走り込みの賜物か、それでもキロ4分10秒前後のペースを持続。でもキツいのは確かで中間点を44分を切って通過してもゴールで90分切れる確信はぜんぜんなく、「もうペースを落としてしまおうか」「いやまだまだ行けるとこまで」と自己問答の繰り返し。

そんなこんなで走っていたら15kmあたりの登りはいつのまにか通りすぎていました。16km過ぎからは距離表示がよくわかんなくなってきてしまって自分のペースも見失い、ただただ数メートル先を走るランナーに離されるまいと必死について行く。ただ幸いにもガス欠にはならず、キツいなりにも体は動いてくれました。陸上競技場に入った時点でまだ1時間26分台・・・「マジで!?」と自分の目を疑ってしまいました。必死こいてトラック周回している中、第3コーナーあたりにホアロハこじろうさんを発見。なぜか見栄張って余裕がありそうに手を振って見せたけど、余裕の無さを見透かされていただろうなぁ・・・

もがきあえいで走った、21.0975km。
タイム 1:27:55


大会終了後、高校時代部活の帰りに仲間と立ち寄った焼きそば屋にこれまた15年ぶりに立ち寄ってみる。当時300円で腹いっぱいになった焼きそばは50円値上がりしていたけれど、当時と全く変わらない味でなんだかすごくうれしかったですよ。

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成田市中台陸上競技場スタンド。国立と比べればちゃっちぃですが、きれいに整備された走りやすいグランドです。


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上:JR成田駅東口をでるとすぐに成田山の参道になります。写真のあたりまでくると数件建ち並ぶうなぎ屋さんから蒲焼のおいしそうなにおいがただよっています。
下:部活帰りによく立ち寄った「鉄板やきそば鈴木」の焼きそば(並)あと大盛り、得盛りがある。きっとアテネ五輪金メダリストの室伏選手も高校時代たべているはず。


更新:2005.11.11
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