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2005ホノルルマラソン参戦記(当日)

2005.12.21
マカニ・トモ

No.1303

レース前夜は海とプールでのんびり過ごし、子供たちとお昼寝の後、DFSへ行きお買い物。夕食は、「田中オブ東京」で鉄板焼き。ステーキとロブスターがセットになった大名コースでエネルギー充填。この店は僕も初めてでしたが、焼き職人のパフォーマンスが見世物で、子供にはウケルかなと思って行ってみました。

夜は、シャツにゼッケンを付けたり、シューズにチップ付けたり準備万端、11時にはベッドに入りましたが....寝れない。寝たと思ったら、子供がベッドから落ちて、それを拾い上げる。なんて状態で、結局3時間くらい寝て、3時半に起きました。

朝食は、おにぎり(梅)1個にバナナ1本、栄養ゼリー1個。左膝にテーピング。両足ハムにキネシオ。準備完了。4時にホテルを出て、マカハさんらとの待ち合わせ場所に向かいました。

ホテルのエレベータを降りてびっくり!もうそこは、ランナーだらけ。光るネックレスを付けた外国人ランナー集団がたくさん。流れのままに歩いて、スタート地点へ。軽いウォーミングアップになり、ちょうどよかったです。

4時半過ぎに、マカハさん、ワイアラエ千葉さんらと落ち合う。やはり、経験者は落ち着いていらっしゃる。僕は、どことなくそわそわ。皆について、スタート地点へ。なんだかんだしているうちに、花火が上がってスタート!さあ、がんばるぞ!

まずはペースをつかむために、ペースメーカーを探します。いい人がいました。上半身裸&背中に全面タトゥーのおじさん(タトゥーマンと名づけました)に着いて行きます。人ごみの中を、スイスイ抜けるように走り、5マイル地点でのタイムは43分程。イイカンジです。

しかし、完全に治り切っていない左膝の違和感は徐々に痛みに変わり始めます。この痛みと、いかに共存して走るかがテーマとなりました。

まだ暗い中、ダイヤモンドヘッド脇を上ります。まだまだ走れます。車椅子走者のトップとすれ違います。

ハイウェイに入るあたりから、痛みが増してきました。ハーフ通過地点で2時間4分。スタート地点の差を考えると、10キロ1時間ペースで来ています。ヨシヨシがんばれ。アミノバイタルで栄養補給。ついでに鎮痛剤投下。

ハイウェイ上でトップランナーとすれ違います。細い身体、細い足でビューンと過ぎていってしまいました。左膝をかばっていたのか、右足大腿四頭筋に痛みが出始めました。これは未経験です。

15マイル地点で復路とお別れ。あれ?もしかしてこんなに大きな湖を回るの?(下見しておけばよかった。)うわぁー、結構きついな。。。なんとかハイウェイに戻り、30キロ地点で3時間4分。痛いながらも10キロ1時間をキープできているではありませんか!ちょっと、元気になる。

しかし、だんだん右太ももの痛みが厳しくなり、時々立ち止まってマッサージ。エイドステーションでは水をもらい、冷やします。ここからがきつかった。最後尾ダイヤモンドヘッドの上り坂は、足を引きずりながら昇りました。

最後は、あまり詳細な記憶も無く、ただただ足を進めるのみ。最後の1キロは沿道の声援も多く、ここで歩くなんてカッコ悪いぞ!と自分に言い聞かせていました。

そうしてゴール。グロスタイム4時間36分23秒。ネットタイム4時間33分28秒。最後の12.195キロで92分掛かったのですね。

ゴール後のエイドステーションでは、氷のみをカップに入れてもらい、とりあえずアイシング。座ると、歩けなくなりそうなので、りんごをもらって、Tシャツを受け取りに。歩いてホテルに帰りました。歩きながら、じんわりと完走できた歓びをかみ締めていたのでした。

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更新:2005.12.21
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