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第28回東京国際女子マラソン大会
【市民の部】

2006.11.21
パホイホイ小虫

No.1369

一年ぶりの真剣なロードレース。山耐から一ヶ月で、仕上がりは中の上。でも、前日のコース下見で、快晴の国立競技場を見たらぐっと「ここに帰って来たい!」感が出てきた。

スタート前、前後左右みっちりと女子なのも面白い。後方のモニタにQちゃんと土佐選手が映し出され、「わー2人並んでるよ」などと騒いでいるうちにスタート。トラック2周半の間に「周回抜きされそう」。最初は絶好のマラソン日和だと思っていた。汗もかかず、小雨で息もしやすい。応援はずっと続いているけど、自分の中は呼吸も脚も楽で静かだ。10kぐらいから、雨が少し強くなった気がする。濡れた白線に乗ると靴がきゅっきゅと鳴る。先頭集団とすれ違う時に、思わず後ろ向きになるほど見てしまった。谷川真理選手が皆に声をかけながら走っていく。

自分も折り返した。気が付くと腕の感覚が無い。寒い。沿道で「スパートだ!」と叫んでいる人がいる。先が長いスパートだなあ。給水で手袋を濡らさないように、ここに至っても外そうとして、指がかじかんで動かない。キロ5分を越え始めて、26kで5'23のラップを見てしまった。盛り返したり、また落ちたり、めちゃくちゃになる。完走できるペースじゃないなと思いながら走るも、35km関門で「あと10秒」と叫んでいる。今更ながらわしわしとペースを上げたが、3人ぐらい前で閉鎖。毛布に包まれて、バスに乗った。渋滞で、競技場に着くまでに1時間近くかかった。

でも市民の部の完走率は75%だったから、そんなに天気のせいに出来ない。練習不足が一番の原因だけど、ウェアの選択でもう少し行けたかもしれない。と、思わず作戦を練ってしまうけど、今年のレースはこれでお終い。一週間の禁酒も終わって、Let'sボジョレヌーボー!なのでした。

これから勝負レースのみんな、頑張ってね!

*****
大会としては、希望者には前日下見のバスツアー(9:30-11:30ぐらい)があり、参加賞の化粧品や日焼け止めが嬉しいです。更衣室が狭くて、10:00過ぎに行ったら満員でした。トイレは体育館以外に、競技場のも使えます。コースは折り返しで、往路3-7kまで下り、復路35-39kが上り。標高差は30m程度で、その他はほぼ平坦です。スタート直前までウェアを着ていられる配慮や、びっしり並んだスタッフの皆さんに感激です。東京の大きい道路を、私達の為に通行止めにして、なんでそこまで良くしてくれるのだと思うほどです。鉄道を使って神出鬼没の応援も出来ますね。びっくりで嬉しいです。子供の応援も多いです。知ってる人、知らない人、こんなに声をかけられるのは初めてでどぎまぎしました。完走後はパスタ等の軽食が出ます。

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スタートは国立競技場。


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上:前日の下見。この日はいい天気だったなあ。
下:参加記念品。


更新:2006.11.24
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