休日に目白通りを雑司ヶ谷へLSDしました。
ビルの影になって、思ったより走りやすいですね。
今までは公園とか同じ場所をグルグルしてLSDをしていることが多かったのですが、Nike+iPodを付けると、どこに走って行っても距離が測れるので、どうせならいろいろ違う道を走ってみたくなるわけです。
で、家の近所の練馬区総合体育館前に行ってみたら、立札が立ってまして、どうやら目白通りは清戸道と呼ばれ、江戸時代は練馬のお百姓さんが馬の背に野菜を積んで江戸市中まで行商に使った道路だったようであります。
近頃帰宅ランでも目白駅方面には行ってないから、久しぶりに雑司ヶ谷方面でも行って、なにやら昭和時代の復刻版車両が走ってるというので、都電でも見てくるかなと走って行ってみました。なるほどねえ、ここを馬をひいて通うのかあ。きっと朝早く出て、2時間ぐらい市が立ったか、仲買人さんに野菜を預けるかして、午後には来た道をてくてくと帰って1日が終わったんでしょうかねえ。帰りは野菜の肥料にするために下肥(ようするに人糞ですね)を積んで帰ったそうな。
なんともエコロジーなリサイクル社会であったことですなあ。
スローライフとかスローフードとかいうけど、なかなか便利さに馴れてしまうと、江戸時代に戻ることもできませんが、ま、のんびり走ったりするのは、なかなかスローで良いですよね。
ゆっくりと走っていると、近所を走ってるだけでも色々知らなかったものが見えて面白いなあと思うものであります。