昨年は、たらたら走るだけだから手袋は軍手みたいなやつで充分だったんですが、今年は冬場に10kmのレースに出ることになって、やっぱり軍手だと速く走ると風が通って保温性は低いんで、防風性も考慮してるというミズノのレーシンググローブを試しに購入してみました。
甲の部分はウィンドバリア(A部)という防犯用品かウイルス防止ソフトみたいな名前のテイジンの軽量な薄手のニット素材でできており、普通に手を握った状態だと防風効果が高いです。で、普通の手袋だと全体をひとつの布で作っちゃうものですが、ランニング用なんで手のひら側と指の横腹部分は旭化成のテクノファインメッシュ(B部)を使用して通気性を確保。さらに綿100%のパイル地(C部)を汗拭き用に指裏部分に使用。つまりただの手袋なのに要所要所に3種類の機能の違う素材を使っております。まさにアタックNo.1の八木沢三姉妹による三位一体攻撃みたいな立派な製品であります。
返せるか鮎原こずえ!
さて、手にはめて手を振って歩いてみる。グーにしてみるととても暖かくなり、パーにすると涼しくなります。チョキにすると半分暖かく半分涼しいぞ。ゲッツだと、、飛びます、飛びますだと、、、、ばかなことは止めてまじめに走ろう。
そして今度は1月末の水たまりも凍る早朝にこの手袋をして走ってみました。はっきり言って寒いです。たらたら走ってるとカラダが暖まってきても指先がぜんぜん温まらない感じ。速く走ると風で冷やされる感じ。この手袋は冬の氷点下近い早朝はだめね。防寒とか保温とかいうものではないね。きっと午後とかなら良いかも。
まあ、本当に寒い時ジョギングするんであれば100円ショップのフリースの手袋やアクリルの手袋みたいなものの方が暖かいのでお奨めですね。それに、これをすると明らかにその道の人って感じになるなあ。まあいいか、走り始めて2年経ってほとんどその道の人っぽくなってきてるからね。かっこだけは。
実際に10kmのレースで使ってみて感じたのは透湿性の高さです。走り終えた後、汗で濡れていませんでした。まあ手はそんなに汗かかないかもしれませんが、汗で冷えないってことは良いことなんで一応書いておきます。